ツール・ド・フランスのプロローグを制したファビアン・カンチェラーラ（26＝スイス、ＣＳＣ）。04年にリエージュでのプロローグに勝っているが、今回はだれもがカンチェラーラを優勝候補としてみるなかの勝利だった。表彰式終了後の記者会見で以下のように語った。
「3年前と比べたら、大きなプレッシャーのなかでの戦いだった。だってボクはタイムトライアルの世界チャンピオンジャージを着ている。ロンドン中のファンが注目するなかで走らなければならなかった。
この勝利に大きく影響を与えたのが春に開催されたパリ～ルーベだ。連覇がかかったこの大会では、優勝こそできなかったがプレッシャーのなかで戦うという貴重な経験ができたからだ。
ツール前に行われたツール・ド・スイスでいい走りができていたので、コンディションはとてもよかった。家族がロンドンに来ていないことが唯一の残念なことかな」
《編集部》
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