全日本タイムトライアルを制した沖美穂がレポート | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

全日本タイムトライアルを制した沖美穂がレポート

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 6月10日に秋田県大潟村で行われた全日本選手権個人タイムトライアルを制した沖美穂(33)からレポートが届けられた。同選手は6月23日に大分県で開催される全日本選手権個人ロードレースで前人未踏の10連覇に挑む。
  •  6月10日に秋田県大潟村で行われた全日本選手権個人タイムトライアルを制した沖美穂(33)からレポートが届けられた。同選手は6月23日に大分県で開催される全日本選手権個人ロードレースで前人未踏の10連覇に挑む。
 6月10日に秋田県大潟村で行われた全日本選手権個人タイムトライアルを制した沖美穂(33)からレポートが届けられた。同選手は6月23日に大分県で開催される全日本選手権個人ロードレースで前人未踏の10連覇に挑む。

 3回目の出場となる全日本選手権の個人タイムトライアル。98年に初参加したときは7位。そして昨年、初めてタイムトライアル専用バイクで出場して優勝はしたものの、大会記録に4秒届かず、記録を更新することができなかったので反省が残るレースでした。
 今年はその大会記録を更新するために、いつもより早めに準備に入りました。昨年はレースの3日前に帰国しましたが、今年は10日前に帰国。レースまでは練習や休養などタイムトライアルのことばかりを考えて生活しました。
 実のところ、ヨーロッパでは私はタイムトライアルの成績はよくありません。それでも過去の結果をみると、秋田のようなフラットのコースでは自分の中ではいい結果が出ることがあったので、弱気にはならず、むしろい機会だと思って練習メニューの中にタイムトライアル的なものを取り入れてました。

 そして、当日は天気にも恵まれ、スタート地点に立ちました。いつもより緊張していたような記憶があります。スタートして思った以上に身体が動かなかったのですが、焦らず様子を見ながら走ってました。それでも折り返し地点までは平均時速40Kmに行くかどうかというコーチからの無線が入りました。
「えっ! そんなに遅いのか」と思いました。
 折り返しから身体の動きがよくなってきましたが、ここは焦らず、一気にスピードを上げずにじわじわ上げて行きました。折り返しからは時速40kmで走りましたが、そこから46kmまで上げて行き、もういっぱいというところで前に走っている選手が見えてきたので、「絶対抜く!」という思いで走り、残り500mで抜きました。
 ゴールした時の正直な感想としては、タイムはどうでもよくて、走り切って悔いのない気持ちでスッキリしてました。すぐにコーチの元に行き、気持ちよく「ありがとうございました」と久しぶりに言えました。

 結果は自己記録を約20秒縮めることができ、大会記録の更新と、コーチとあらかじめ決めていた平均時速42kmをなんとかクリアしてレースを終えました。このような結果が残せたのも、日ごろから応援して下さる方々の力もあったからと感謝しております。どんなに落ち込んだ時でも元気な時でもこの力のことは忘れずにこれからも過ごします。
《編集部》
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