
今週は阪神競馬場で大阪杯(芝2000m)が行われる。ドバイ回避組も出走する今年は例年以上に豪華なメンバーが集結した。
ここでは、過去10年からGI昇格後の2017年以降を参照。クロワデュノールとダノンデサイルにフォーカスしたデータを取り上げる。
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■クロワデュノールに“9年中8年で馬券内”データ
ホープフルS、日本ダービーとGIを2勝。3歳秋には海外遠征をはたすなど、4歳馬にして豊富な経験値を誇るのがクロワデュノールだ。凱旋門賞、ジャパンカップと馬券外が続くなかで迎える一戦。期待と不安が同居するなか、データはどのような判断を下したのか?
・芝2000mのGI連対歴あり→9年中8年で馬券内
9番人気1着アルアイン、10番人気3着ダノンザキッドをはじめとした人気薄激走馬もこれに該当。芝2000mのGI連対歴あり×大阪杯はノーマーク厳禁の好走データとなっているのだ。
クロワデュノールについて補足すると、前走ジャパンカップは凱旋門賞から間隔も短く、仕上がりにやや不安を残すなかでの4着。翻って、今回は前走からじっくり間隔をあけたローテーションかつ大阪杯への参戦決定も早かった。復権を目指すダービー馬、その舞台は整った。
■ダノンデサイルに「0.0.0.5」の不穏データ
同じダービー馬でも、ダノンデサイルには一筋縄ではいかないデータが立ちはだかる。昨年下半期はジャパンカップ、有馬記念と3着。当時の上位馬が不在となれば中心視も考えられる1頭だが、今回は脚質がネックとなりそうだ。
・前走有馬記念で4角7番手以下【0.0.0.5】
ジャスティンパレス、タスティエーラ、ジェラルディーナ、シュヴァルグランなど該当馬には豪華な顔ぶれが並ぶが馬券内はおろか掲示板内すらない“異常事態”。芝2500mの有馬記念と芝2000mの大阪杯における違いが顕著に表れたデータと言えよう。
情勢を鑑みてドバイシーマクラシックを回避→急きょの参戦となったダノンデサイル。想定していなかった舞台への適性では一枚落ちるを言わざるを得ないだろう。
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著者プロフィール
田原基成(たはらもとなり)●競馬評論家馬柱の隅々まで徹底分析を行い、確かな精度で軸馬・妙味馬を抽出する「馬柱探偵」。予想に対して謎ときに近い魅力を感じており、ローテーション・血統の分野にて競馬本を執筆。現在は競馬メディア『Winsight』で予想コラム執筆中。『SPREAD』ではデータ分析から読み取れる背景を紐解き、「データの裏側にある競馬の本質」を伝えていく。



