
MLB公式サイトは27日(日本時間28日)、「遊撃手として2年目を迎えるムーキーはスーパースターとしての輝きを取り戻せるか」と題して記事を公開。昨季キャリア最低レベルの打撃成績に終わったムーキー・ベッツ内野手は復活できるのか、あるいはこのまま衰えていくのか。今季のドジャース打線のカギを握るのは、33歳のスーパースターだと伝えた。
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■シーズン中盤まで影響した「胃の病気」
今オフの目玉、カイル・タッカー外野手を加えたドジャース。充実のラインナップが実現しそうだが、MLB公式サイトは「スター右翼手タッカーは、2番または3番を打つと見られており、ドジャース打線全体に好影響をもたらすだろう。ただ、同時に最適な打順はどういう形になるのか、という疑問も浮上している。その答えに対する重要なカギは、ベッツが本来の調子を取り戻せるかどうかだ」と指摘した。
昨季、主に2番に入ったベッツは打率(.258)、長打率(.406)、OPS(.732)などの項目でキャリア最低を記録。盗塁(8)もこれまでで2番目に少なかった。これが年齢による衰えなのか、それとも一時的なスランプなのか。同サイトは、その見極めがラインナップを組む上で重要になると伝えた。
昨季のベッツは、次々と試練に直面。まず、春季キャンプ終盤に胃の病気を患い、体重は約8キロ減少。見た目にもやせて、その影響はシーズン中盤まで続いた。また、5月末には左足のつま先を骨折し、数試合を欠場。そのほか、7月には義父が死去したため、一時戦線を離脱した。
■健康な状態で開幕を迎えられるか
コンディションが整わない中、8月4日(同5日)時点での打率は.231、OPSは.657にとどまっていた。ただ、シーズン終盤に向けて徐々に復調。同サイトによると、最後の47試合では打率.317、OPS.892を記録したという。好フィニッシュを飾り、「この低迷期が衰えの始まりではなく、一時的な例外である可能性を示唆した」と記した。
ただ、昨季はスイングスピードやハードヒット率も低下。同サイトは「悪化の要因は不明」としながらも、「これらもコンディション不良による影響の可能性が高い」と指摘。そのため、「新シーズンを健康な状態で迎えることが、復活への大きな一歩となる」と主張した。
幸い、昨季は遊撃手として好守備を披露。実質コンバート1年目だったが、いきなりゴールドグラブ賞の最終候補にも選出された。昨季の春季キャンプでは、慣れない遊撃手の守備練習に明け暮れたが、今季は多くの時間を割く必要はなくなり、打撃面に集中できる。
タッカーを加えたドジャース打線が威力を発揮するためにも、ベッツの復活は不可欠となりそうだ。
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