
総合格闘技のランキングシステムポータルサイト「Fight Matrix」は日本時間8日、7日に米国・ラスベガスのT-モバイルアリーナで開催された「UFC323」の試合結果などを反映した最新の世界ランキングを公開した。
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■世界トップ5に日本選手2人
同大会ではフライ級の王座決定戦と、平良達郎が出場したトップコンテンダー対決が行われ、ランキング上位が大きく変動した。
元王者アレッシャンドリ・パントージャ(ブラジル)は挑戦者ジョシュア・ヴァンとの5度目の防衛戦で、1R26秒で負傷しまさかのTKO負け。王座陥落となったパントージャは2位に後退し、新王者となったヴァンが世界ランク1位に浮上した。
同大会にUFCフライ級2位で元王者のブランドン・モレノ(メキシコ)を2RTKOで下した同級5位の平良達郎は7位から日本勢トップの3位へと躍進。敗れたモレノは4位から6位に順位を落とした。
また、復帰戦で大勝を収めた堀口恭司は4位をキープ。世界フライ級ランキングのトップ5に2人の日本選手が名を連ねている。
さらに、RIZIN大晦日大会でフライ級GP決勝戦を戦う扇久保博正が14位、元谷友貴が22位にランクイン。
UFCに出場する朝倉海が27位、鶴屋怜が50位に入り、ATT移籍を発表しRIZIN大晦日大会でヒロヤ(同117位)と対戦する神龍誠が67位にランク入りしている。
■世界フライ級トップ10と、100位以内の日本選手ランキング
1位(↑ 3位):ジョシュア・ヴァン(UFC)2位(↓ 1位):アレッシャンドリ・パントージャ(UFC)3位(↑ 7位):平良達郎(UFC)4位(-):堀口恭司(UFC)5位(-):ブランドン・ロイバル(UFC)6位(↓ 2位):ブランドン・モレノ(UFC)7位(↓ 6位):カイ・カラ・フランス(UFC)8位(-):ムハンマド・モカエフ(UFC)9位(-):マネル・ケイプ(UFC)10位(-):ティム・エリオット(UFC)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー14位:扇久保博正(RIZIN)22位:元谷友貴(RIZIN)27位:朝倉海(UFC)29位:山北渓人(ONE Championship)48位:駒杵嵩大(Black Combat)50位:鶴屋怜(UFC)55位:藤田大和(UAE)64位:有本亮我(修斗)67位:神龍誠(RIZIN)
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