
世界最高峰の総合格闘技団体「UFC」の元2階級同時王者ヘンリー・セフード(米国)が6日(日本時間7日)、米国・ラスベガスにて開催される「UFC323」でペイトン・タルボット(米国)との“身長差”マッチに臨む。
両者の身長差はなんと15センチ以上。「負けたら引退」の可能性がある元王者の“正念場”に注目が集まっている。
◆【実際の写真】「体格差がエグい」元UFC2階級王者と27歳・期待の新鋭が激突! 身長差“15センチ”マッチを制すのはどちらか……
■元UFC2階級王者vs.27歳フィニッシャー
UFC史上4人目の2階級同時王者が、次世代エースとの身長差マッチに臨む。
現地専門メディア『Home of Fight』の公式Xによると、セフードの身長5フィート4インチ(約162.5センチ)はUFCの現役選手で最も低く、対するタルボットは身長5フィート10インチ(約177.8センチ)で、61キロのバンタム級では2番目に高い。
27歳タルボットの戦績は10勝(7KO、1SUB)1敗。フィニッシュ率の高い期待の若手で、今年1月に初黒星を喫している。セフードにとってはUFCキャリアで最も背の高い相手との対戦となる。
タルボットの戦慄KOシーン
Podrá Payton Talbott hacer lo mismo con Henry Cejudo en #UFC323? 👀 pic.twitter.com/s85FxSZwIO
— UFC Español (@UFCEspanol) November 25, 2025
38歳のセフードは、レスリング選手として北京オリンピックに出場。2014年にUFCと契約すると、16年には堀口恭司を下した元フライ級の“絶対王者”デメトリアス・ジョンソン(米国)を撃破し王座戴冠。19年には1階級上のバンタム級でもTKO勝ちを収め、UFC史上7人目の二階級制覇王者となった。
セフードは20年に元王者ドミニク・クルーズを相手にバンタム級タイトルを初防衛すると、その後に引退を表明。23年にはUFCに現役復帰したものの、バンタム級で3連敗と苦しい戦いが続いている。
同大会ではフライ級5位の平良達郎が元同級王者で現在2位のブランドン・モレノ(メキシコ)と対戦するほか、フライ級タイトルマッチ、バンタム級タイトルマッチなどが行われる。
注目度の高い大会のなかで、元王者の“踏ん張り”にも期待したい。
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📊 For his possible retirement fight Henry Cejudo will fight the tallest opponent of his UFC career.
Henry Cejudo is the shortest active UFC fighter, meanwhile Payton Talbott is the second tallest Bantamweight at 5'10" (current tallest is 5'11") pic.twitter.com/IGPpqCTYgV
— Home of Fight (@Home_of_Fight) December 3, 2025
👀The fight between Henry Cejudo and Payton Talbott showcases one of the biggest height discrepancies in the UFC.
🥇As a former champion, Cejudo aims to beat the odds and the age, athleticism, height and reach disadvantages in this one. pic.twitter.com/dp1U6hq9Cj
— Home Of Fight Picks (@theHOFPicks) December 2, 2025



