
ドジャースから今オフにフリーエージェント(FA)となったのが、ミゲル・ロハス内野手。36歳のベテランは、2026年限りでの現役引退の意向を明かしており、最後のシーズンをドジャースで過ごすのか注目されている。
そんな中、地元メディア『ドジャース・ネーション』はロハスの将来的なプランに言及し、同じくドジャースとの再契約が注目される盟友へのコメントも紹介している。
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■2年連続世界一にも貢献
2014年にドジャースでメジャーデビューを果たしたロハスは、マーリンズで8シーズンをプレーした後、23年に再びドジャースに加入した。25年シーズンは114試合に出場し、打率.262、7本塁打、27打点を記録。ポストシーズンでは貴重なバックアップとしての役割を果たし、ワールドシリーズ第7戦では同点ソロ本塁打を放つなど、世界一に貢献した。
シーズン終了後にFAとなったロハスは、「2026年が現役最後のシーズンになる」と明言しており、ドジャースとの再契約が注目されている。そんな中、『ドジャース・ネーション』は16日(日本時間17日)、ロハスの引退後のプランについて報じた。
記事では、「ロハスはすでに引退後の将来を見据えており、MLBで監督になることを夢見ている」と紹介。引退後は指導者としての道を目指す意向を明らかにしている。
さらに、ロハスが共闘を希望する存在として名前を挙げたのが、“キケ”ことエンリケ・ヘルナンデス内野手。34歳のE・ヘルナンデスも内外野をこなすユーティリティプレーヤーとして世界一に貢献した。
ロハスは「キケが将来ベンチコーチになるのは間違いない」と語り、自身が監督となった際にはE・ヘルナンデスをベンチに迎えたいとの考えを明かした。その理由については、「キケほどの知識と鋭さを持ち合わせている人物は野球界でも稀有な存在。細かい部分に目を配り、試合を深く分析できるうえ、昔ながらのプレースタイルも理解している」と、指導者としての資質を高く評価している。
なお、ロハスとE・ヘルナンデスは今オフともにFAとなっており、ドジャースが再契約に動くかどうかも注目される。球団を支えてきた2人が、将来監督とコーチという形で再びタッグを組む日は来るのか。今後の動向が注目される。
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