
総合格闘家の朝倉未来が13日、自身のYouTubeチャンネルを更新。プロボクシングWBC世界バンタム級1位の那須川天心(帝拳)との対談で、大晦日大会「RIZIN師走の超強者祭り」での現王者ラジャブアリ・シェイドゥラエフ(キルギス)とのフェザー級タイトルマッチについて言及した。
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■「僕もあと2試合くらい、たぶんね」
那須川はシェイドゥラエフとの試合決定について「めちゃくちゃ強いじゃないですか。よく(試合を受けると)決めましたね」と驚愕。朝倉は「格闘家だから、チャンピオン狙っていかないと」と毅然と返答した。
33歳の朝倉はRIZINデビューからの8年間で計17試合を戦い、斎藤裕、牛久絢太郎、クレベル・コイケ、鈴木千裕といったRIZINフェザー級の歴代王者4人を倒してきたが、これまでベルトには縁がなかった。
そんな朝倉は「僕もあと2試合くらいですよ、たぶんね。次が最後だと思ってやってるけどさ」と感慨深げに語り「ようやく集大成じゃないけど、チャンピオンなるか、みたいな試合」だと2年ぶりに巡ってきたタイトル挑戦のチャンスに腕をぶした。
また、引退時期は近いとし「俺が引退したあとが心配」としつつも、JTT所属の19歳・秋元強真や、自身がプロデュースする1分間最強決定戦「ブレイキングダウン」の出場選手など若手選手らの活躍にも言及し「意思を受け継いでまた盛り上げてくれると思う」と期待を寄せている。
さらに親交の深い那須川は11月24日に自身初の世界タイトル戦を迎えるが、那須川は「しっかり勝って未来さんに繋ぐ」と気合いを入れ、「この試合が終わって余裕があったら僕も手伝います」とシェイドゥラエフ戦に向けた“共闘”の可能性も示唆した。
ともにベルトを獲得することができるのか、RIZINを盛り上げたふたりの挑戦から目が離せない。
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