【MLB】ドジャース、FA市場の超目玉タッカー獲得には消極的?ブルペン補強を優先か 米放送局「長期契約は提示しない」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】ドジャース、FA市場の超目玉タッカー獲得には消極的?ブルペン補強を優先か 米放送局「長期契約は提示しない」

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【MLB】ドジャース、FA市場の超目玉タッカー獲得には消極的?ブルペン補強を優先か 米放送局「長期契約は提示しない」
  • 【MLB】ドジャース、FA市場の超目玉タッカー獲得には消極的?ブルペン補強を優先か 米放送局「長期契約は提示しない」

球団幹部らが集まるGM会議が11日(日本時間12日)、米ネバダ州ラスベガスで開幕し、オフの移籍交渉が本格的にスタートした。そんな中、米スポーツ専門局『ESPN』は同日、各球団の動向を予想。ドジャースに関しては、メッツからフリーエージェント(FA)となったクローザーの獲得を促した。

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■2冠王シュワーバーも「不要」

記事を担当した『ESPN』の看板記者、ジェフ・パッサン氏は「スター選手もチャンピオンリングも資金も……すべてを持つチームには、これ以上必要なものはない。しかし、それはドジャースのやり方ではない。ロサンゼルスは常にチームの改良を追い求めている。ただ、この冬は巨額の資金投入によって強化を図る可能性は低いだろう」と記し、スター選手を大量に獲得するというよりは、ピンポイントで効果的な補強を行うと予想した。

今オフのFA市場における1番人気はカイル・タッカー外野手で、ドジャースとの結び付きも盛んに報じられている。しかし、同記者は「ドジャースはタッカーに10年以上の契約を提示するつもりはなく、カイル・シュワーバー外野手も必要としてもいない」と断言。チームはタッカー獲得に必要とされる大型契約には消極的だと明かし、本塁打と打点でナ・リーグ2冠王に輝いたシュワーバーも不要とした。

さらに同記者は「(来季の)先発投手陣は2025年に貢献した選手たちが残っており、ここにリバー・ライアン投手とギャビン・ストーン投手が手術を経て戻ってくることで、さらにチームの強みとなる」とし、大谷翔平投手や山本由伸投手らがけん引する先発ローテーションの補強に関しても不要との見解を示した。

■メッツからFAの守護神に注目

その上で、「そうなると、(今オフの)最も明白な動きはリリーフ獲得となる。今年タナー・スコット投手が期待を裏切ったため、もう一度クローザーに大金を投じるという“2度目の正直”を狙うだろう」とし、「FAとなったエドウィン・ディアス投手と契約し、ブルペンを立て直すべき」と訴えた。

31歳のディアスは19年メッツに加入。以降は守護神として活躍し、今季は62試合に登板して28セーブ、防御率1.63をマークした。契約は残り2年あったが、先日オプトアウト(契約破棄)し、FA市場に出た。

ドジャースの新クローザー候補としては、ディアスのほかにパドレスからFAとなったロベルト・スアレス投手、FAではなくトレードでの獲得になるが、レイズのピート・フェアバンクス投手らの名前があがっている。

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