
MLB公式は11日(日本時間12日)、今季の最優秀監督賞を発表。ア・リーグはガーディアンズのスティーブン・ボート監督、ナ・リーグはブルワーズのパット・マーフィー監督がともに2年連続の受賞を果たした。
球団史上初の連覇を達成したドジャースのデーブ・ロバーツ監督は、3位票まで投票が入らず。地元記者からの得票も得られなかった。
◆【MLBアワード2025】大谷翔平の「MVP発表はいつ?」 前人未到4度目の満票受賞なるか、ハンク・アーロン賞ほか日程一覧
■両リーグとも2年連続受賞
ガーディアンズのボート監督は、昨季に続いて就任2年目の今季も地区優勝。メジャー史上最大となる15.5ゲーム差を逆転し、ア・リーグ中地区の激戦を制した。投票者30名のうち11名の1位票、8名の2位票を集めるなど113ポイントを獲得。2位ブルージェイズのジョン・シュナイダー監督の91ポイントを上回り、2年連続の受賞となった。
また、ブルワーズのマーフィー監督も就任2年目で2年連続の受賞。今季97勝65敗はメジャー最高勝率で、ナ・リーグ中地区3連覇を達成した。リーグトップ164盗塁の機動力に加え、同2位のチーム打率.258の強力打線も機能。防御率3.58もリーグトップと投打のバランスに優れたチームを作り上げた。こちらは投票者30名のうち27名の1位票を獲得、2位レッズのテリー・フランコーナ監督に100ポイント近くの圧倒的な差をつけての選出となった。
一方で、ブルワーズをリーグ優勝決定戦で破り球団史上初の世界一連覇を達成したドジャースのロバーツ監督は3位票まで得票を得られず。地元ロサンゼルスの記者票も入ることなく、0票に終わった。
◆WSでも存在感発揮のキケやロハスはどうなる? オフにドジャースからFAとなった主要7選手まとめ・展望予想
◆「キケとロハスはチームリーダー」ド軍正捕手スミス、FAのベテラン2人に“残留要請” 米メディアも「いないのは想像しがたい」
◆「どの投手より高額契約のチャンス」今井達也に米メディアが熱視線 「6年231億円」との予想も……ヤンキース、ジャイアンツが獲得レースに参戦か



