
ドジャースの大谷翔平投手は19日(日本時間20日)、敵地クアーズ・フィールドでのロッキーズ戦に「1番DH」で先発予定。前日の試合では今季36度目のマルチ安打を記録するなど、チームがサヨナラ負けを喫したなか4打数2安打1打点の活躍を見せた。
パドレスと熾烈な首位争いを繰り広げているなか、6試合ぶりの44号を放ち最下位チーム相手の連敗を防げるか。
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■今季未勝利と苦しむ左腕
相手先発はオースティン・ゴンバー投手で、2018年にカージナルスでメジャーデビューし、21年にノーラン・アレナド内野手との1対5のトレードでロッキーズへ加入。21年、23年と先発として9勝を挙げるなど奮闘してきたなか、メジャー7年目の今季は11試合の登板で0勝6敗、防御率6.75と不振に陥っている。
大谷はゴンバー相手に過去13打数4安打で打率は.308で、今季の6月26日(同27日)対戦時は2打数無安打1四球と抑えられた。しかし、エンゼルス時代の2021年7月27日(同28日)に右中間スタンドへ、ドジャース移籍後は昨年の6月18日(同19日)に中堅スタンドへ本塁打を放つなど相性は悪くない。
大谷は8月ここまで月間打率.397を記録するなど、無安打は1試合のみで終盤にかけて状態を上げてきている。フィリーズのカイル・シュワーバー外野手との本塁打王争いも繰り広げるなか、6試合ぶりの44号を放ちドジャースを勝利に導けるのか。
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■試合情報
ドジャースvs.ロッキーズ試合開始:日本時間8月20日(水)9時40分中継情報:ABEMA、NHKBS、MLB.tv、SPOTVNOW、JSports4