フィリーズのカイル・シュワーバー外野手は29日（日本時間30日）、敵地でのホワイトソックス戦に「2番DH」で先発出場。3回表の第2打席に今季37号2ランを放った。月間12本塁打でナ・リーグトップの大谷翔平投手（ドジャース）に1本差と肉薄。球団史上最速ペースで量産を続けている。
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■敵地右翼スタンド最上段へ
フィリーズ2点リードで迎えた、3回表の第2打席。無死二塁でシュワーバーは、相手先発ジョナサン・キャノン投手の初球スイーパーをフルスイング。角度29度、速度114.9マイル（約184.9キロ）で舞い上がった打球は、敵地右翼スタンドの最上段へ飛び込む飛距離441フィート（約134.4メートル）の37号2ランとなった。
シュワーバーはこの一打で、エウヘニオ・スアレス内野手（ダイヤモンドバックス）を抜いてナ・リーグ本塁打部門単独2位に浮上。大谷に1本差と迫っている。7月は2度の3試合連発含む、月間12本塁打とアーチを量産。5試合連発を記録した大谷に離されることなく追走を続けている。
MLB公式によると、8月突入前の37本塁打はフィリーズの球団最速記録。95マイル以上の打球割合を示す「ハードヒット率」60.5％は、29日（同30日）現在でメジャー全打者1位に。2位大谷、3位オニール・クルーズ外野手（パイレーツ）を抑えてトップに立っている。
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