
格闘技イベント「超RIZIN.4 真夏の喧嘩祭り」は27日、さいたまスーパーアリーナにて開催。
第14試合では野村駿太がパトリッキー・ピットブルにフルラウンドの末、3-0の判定勝ちを収めた。
◆朝倉未来、クレベル狩りの次はケラモフが標的 平本蓮には「注射の仮病ニキは何してるんですか?」
■王者サトシと名古屋大会でタイトルマッチ
RIZIN2戦目の現DEEPライト級王者・野村が、元Bellator世界ライト級王者を沈めた。
一撃必殺の破壊力を持つ両者の試合は緊迫の空気に包まれた。試合はお互い、間合いを取りながらの展開。伝統派空手がルーツの野村は一発当たればKOもありそうな正拳突きを打ち込むと、ピットブルは飛びヒザ蹴りなどダイナミックな技で応戦した。
両者の凄まじいパンチがクロスするたび会場はどよめき、KOシーンが待たれた。迎えた第3ラウンド、野村のストレートが顔面を捕らえ始め、ピットブルは顔面から大量に出血。
ドクターチェックが入るも試合は続行され、ピットブルが最後の力を振り絞り抵抗するも、マウントポジションを取った野村の鉄槌シーンでゴングが鳴った。判定の結果は野村のフルマーク勝ちとなった。
野村は今年3月『RIZIN.50』のルイス・グスタボ戦のテクニカル判定勝ちに続くRIZIN2連勝。王者ホベルト・サトシ・ソウザの1強態勢が続くRIZINライト級戦線に超新星が現れた。
試合後、マイクパフォーマンスで「相手いないんじゃないすかね?」と息巻く野村に対し、榊原信行CEOが登壇。サトシをリングへ呼び込み、9月28日に愛知県・IGアリーナ(愛知国際アリーナ)で開催される『RIZIN.51』でのタイトルマッチが決定した。
◆朝倉未来、クレベル狩りの次はケラモフが標的 平本蓮には「注射の仮病ニキは何してるんですか?」