
カブスの今永昇太投手は13日(日本時間14日)、敵地でのヤンキース戦に先発し、7回2安打1失点6奪三振の好投で今季6勝目を挙げた。今永にとって初のヤンキース戦登板で、前日にメジャー最速で350号に到達したばかりの主砲アーロン・ジャッジ外野手と3打席勝負をし、12球を投じ2奪三振をマーク。現地メディアは今永の好投に「ほとんど打開策を見つけることができなかった」と称賛した。
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■米紙「素晴らしいピッチングを見せた」
今永が前半戦最終戦に登板。ヤンキースとの初対戦で圧巻の投球を披露し、チームを勝利に導いた。
今永はジャッジと3度対戦。初回2死走者なしの第1打席はスライダー2球の後にスプリットを投じ空振りで3球三振に仕留めると、4回1死走者なしの第2打席は内角高めのストレートと外角低めのスプリットで揺さぶりを掛け見逃し三振。7回1死走者なしの第3打席はカウント2ー2からのスプリットで遊ゴロに打ち取った。
今永は2回に先頭打者のジャンカルロ・スタントン外野手に被弾したものの、7回91球を投げて2安打6奪三振1失点の好投を見せ6勝目の権利を持ち降板。中継ぎ、抑えが無失点に抑え、今季6勝目を飾った。
米紙『ハートフォード・クーラント』は「ヤンキース打線は今永昇太とカブスに封じられ、前半は敗北で終了」との見出しで記事を公開。「ヤンキースは巧妙なカブスのエース・今永昇太に対してほとんど打開策を見つけることができず、今永は7回を投げて1失点の素晴らしいピッチングを見せた」と報道した。
今永は5月4日(同5日)に左ハムストリング負傷で緊急降板し、この日は負傷から4試合目の先発登板だった。負傷から奪三振率が下がっていたが、この日は久々の奪三振ショーを披露し現地のファンは「いつものイマナガに戻った!」「ショウタが帰ってきた!」「ブラボー、ショウタ!」など喜びの声が上がった。
今永の今季前半戦までの成績は6勝3敗、防御率は2.65。オールスターブレイク明けの後半戦の活躍にも期待したい。
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— Chicago Cubs (@Cubs) July 13, 2025