
第66回宝塚記念(GI、芝2200m)が行われる阪神競馬場の馬場情報が15日、JRAより発表された。阪神は芝は「重」、ダートは「不良」でスタート。
芝のクッション値は「7.8/標準」、芝の含水率はゴール前17.0%、4コーナー17.3%と計測された。
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■前+重厚血統がキーワード
宝塚記念は2週前倒しになり、例年より馬場コンディションは良好になると思ったが、よもや週末に雨予報。
しかし、2週前倒しの影響か、土曜阪神芝では前残りが目立ち、直線インベタを逃げる馬の粘り込みが目立った。この後の前でどう変化するか、当日の馬場傾向は入念にチェックしておきたい。なお、あくまで土曜段階だが、2枠が2勝2着1回、4枠が2勝2着1回とやはり内枠が有利。
ちなみに、阪神開催時の道悪は2008年の宝塚記念まで遡り、当時はエイシンデピュティが勝ち時計2分15秒3、レース上がり3F37秒3のズブズブ決着で逃げ切りV。2着にメイショウサムソンと血統背景を含め、パワータイプが上位に食い込んでいる。
「前」「重厚血統」というキーワードを鵜呑みにするなら、父ゴールドシップ×母父フレンチデピュティのメイショウタバルか。上位人気では母父ハービンジャーのベラジオオペラやドゥラメンテ産駒のドゥレッツァもこれに該当し、大穴はキズナ産駒のリビアングラスと、母父クロフネのプラダリア。
25年(宝塚記念当日)
┗ゴール前=芝17.0%|ダ16.6%┗4コーナー=芝17.3%|ダ17.0%芝のクッション値=7.8[やや軟らかめ]
24年(ブローザホーン)※京都開催
含水率┗ゴール前=芝13.7%|ダ16.6%┗4コーナー=芝12.3%|ダ17.2%芝の クッション値=8.9[標準]
23年(イクイノックス)
含水率┗ゴール前=芝9.6%|ダ7.5%┗4コーナー=芝8.8%|ダ6.2%芝のクッション値=9.9[標準]
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