
ナ・リーグ西地区2位のジャイアンツは12日(日本時間13日)、敵地クアーズフィールドでのロッキーズ戦に7-8でサヨナラ負け。連勝が7でストップし、首位ドジャースとのゲーム差が1.0に広がった。
サンフランシスコの地元ラジオ局『95.7 The Game(KGMZ-FM)』のSNSは首位攻防戦を翌日に控え、「ドジャース・ヘイト・ウィークエンドを少し早めに開始します」と投稿。通算187セーブの抑え投手エリック・ガニエ氏をゲストに呼び、インタビューを実施。大谷翔平投手の話題に触れた。
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■ガニエ氏は大谷翔平とは対戦なしも……
『95.7 The Game(KGMZ-FM)』は同日、ドジャースなどで通算187セーブを挙げた剛腕のガニエ氏をゲストに呼び、「ショウヘイ・オオタニとバリー・ボンズはどちらが手強いか」と質問を投げかけた。
ガニエ氏は、「バリーはベースに非常に近い位置に立っていて、スイングに欠点がなかった。オオタニのスイングを見ると、バリーよりは少しだけ仕留めやすいかもしれないと感じる。バリーは本当に恐ろしかった。彼には独特のオーラがあったよ。オオタニも対戦相手は同じようなオーラを感じると思うが、私が見た中では、打席であれほど支配的な選手はバリー以外いない」と印象を語った。
ドジャースとジャイアンツは、東海岸ニューヨーク州で同じ年に創設され、ともにカリフォルニア州へ移転。その後も両球団は長きに渡って過激なライバル関係が続いており、対戦前には激しい煽り合いもしばしば起こる。
『95.7 The Game(KGMZ-FM)』は、ガニエ氏のコメントをすかさず引用してSNSに投稿。すでに引退したボンズ氏の名を借りて、ドジャースに対し敵意を露わにしていた。ガニエ氏は2008年に現役を退いており、大谷との対戦経験はなし。同地区対決を煽るダシに使われてしまった感は否めないが……首位攻防戦はすでに始まっている。
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