
米地元メディア『ドジャース・ネーション』は12日(日本時間13日)、「ドジャースのオールスター選手が明かす、舞台裏におけるショウヘイ・オオタニの素顔」と題して記事を公開。マックス・マンシー内野手が、チームメートの大谷翔平投手について語る様子を掲載した。
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■「いつも冗談を言って笑わせている」
『ドジャース・ネーション』は冒頭、大谷について「打席に立つと無敵に見える」と表現。その上で「数々の栄光に包まれているが、その舞台裏を知るチームメートたちは、彼のことを“楽しくて無邪気な人物”だと説明している」と記した。
そして、マンシーの「彼はふざけるのが大好きなんだ。みんなにちょっとしたイタズラを仕掛けたりしてね。いつもニコニコ笑って、本当に楽しそうにしている。ミーティングの時も、飛行機の中でもバスの中でも、彼はいつも冗談を言って、みんなを笑わせているんだ」という大谷評を紹介した。
大谷とデーブ・ロバーツ監督の“イタズラ合戦”は、すっかり知れ渡ったが、チームメートとの間でも同様の状況が展開されていることをうかがわせた。
■「楽しむことが好きだと分かる」
さらにマンシーは、大谷がどういう人物なのか具体例を挙げて伝えた。「彼のことをみんなに説明する一番いい例えは、10歳とか11歳の時、必ずチームに1人、“ウソ、絶対16歳だろ”って思うくらい、他の子よりズバ抜けてうまいやつがいたでしょ。彼はまさにそんな感じ。他の誰よりもうまいけど、やはりただの子供……ショウヘイはそんな存在なんだ」と語り、笑った。
マンシーは取材に答えながら、「プレーする上で、楽しむことがいかに大切か」を終始強調。そして、大谷がドジャースのクラブハウスにおいて、そのチーム文化に大きく貢献していると主張し、「彼のような人と一緒にいるのは本当に楽しい。世界的スーパースターだけど、謙虚で気さくで、そして心から楽しむことが好きなのか分かるんだ」とした。
マンシーのコメントを受けて、『ドジャース・ネーション』は「オオタニは度重なる困難により投手復帰が遅れているが、そんな逆境でも彼の陽気な性格には陰りが見られない」と称えた。
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