
総合格闘家のクレベル・コイケが自身のYouTubeチャンネルを更新。7月27日にさいたまスーパーアリーナで開催される「超RIZIN.4」で朝倉未来と対戦することについて、自身の心境を語り一本勝ちでのフィニッシュ宣言も飛び出した。
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■朝倉戦に勝って大晦日にタイトル戦を希望
クレベルは2021年6月13日に東京ドームで行われた「RIZIN.28」で朝倉を三角絞めで失神させて以来、4年ぶりのリマッチに臨む。
クレベルは5月4日の東京ドーム興行「RIZIN男祭り」でラジャブアリ・シェイドゥラエフ(キルギス)に敗れてフェザー級王座から陥落。「シェイドゥラエフはだめ。私とレベルちょっと違う」とし「私60秒で負ける。もう一度チャンス来なかった。シェイドゥラエフ(と試合)したいなぁ」と62秒KO負けの屈辱を晴らしたいと早期リベンジを望んだ。
そんななか決まったファン待望のカード、クレベルvs.朝倉については「気持ちがいっぱいある」と吐露。「(自分は)前の試合に負けて、逆に彼は前の試合で勝って盛り上がってる」とし、「みんなできればクレベルの応援して」とファンの応援を仰いだ。
■「次は……三角じゃない。バックチョーク」
クレベルは「勝ったら、大晦日でもう一回タイトルマッチかな」と朝倉戦後の展開も見据えており、シェイドゥラエフ戦でのダメージについてはチームや家族にはすべて話したと明かし、「当たり前にダメージのリスクはあるけど大丈夫。自信がある」と断言。
「次の試合で一番大事なのは、気持ち。前の試合に負けて、悲しい寂しい」と朝倉戦では自分に気持ちで打ち勝ちたいと語り、「チャンスがあるなら日本のトップに戻りたい。超RIZINに出て、また大晦日でもう一回シェイドゥラエフにリベンジしたい」とベルト奪還に燃えている。
「絶対に私と朝倉でいい試合に(する)」とし、「本当に今嬉しいです。ビッグビッグファイト。会場盛り上げるよ」と気合いは十分。「私も朝倉も格闘技のストーリーがある。今1ー0だから、次絶対2ー0やります」と連勝を誓った。最後にクレベルは「朝倉、ボコボコあなた。次は……三角じゃない。バックチョーク」と一本勝ちでのフィニッシュを宣言。同門の現RIZINライト級王者ホベルト・サトシ・ソウザに続く、“有言実行”の一本勝ちなるか。
また、クレベルは14日のRIZIN札幌大会で鈴木博昭のサポートをしてからタイ修行に行くことも明言。将来的にはボンサイvs.JTTの対抗戦がやりたいとも希望を語った。
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