中谷潤人、6RTKO勝ちで王座統一も……「井上尚弥の影に隠れている」と米メディアが指摘 “ドリームマッチ”には期待感 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

中谷潤人、6RTKO勝ちで王座統一も……「井上尚弥の影に隠れている」と米メディアが指摘 “ドリームマッチ”には期待感

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中谷潤人、6RTKO勝ちで王座統一も……「井上尚弥の影に隠れている」と米メディアが指摘 “ドリームマッチ”には期待感
  • 中谷潤人、6RTKO勝ちで王座統一も……「井上尚弥の影に隠れている」と米メディアが指摘 “ドリームマッチ”には期待感

プロボクシングWBC世界バンタム級王者の中谷潤人(M.T)は8日、東京・有明コロシアムでIBF世界同級王者・西田凌佑(六島)と対戦。6ラウンドTKOで下して2団体統一に成功した。

米専門メディア『ボクシング・ニュース24』は「中谷が西田を破り、新たなベルトを獲得。残るは井上のみ」とのタイトルで記事を投稿。2026年に計画されているスーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(大橋)との“ドリームマッチ”への期待を煽った。

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■「依然として、井上尚弥の影に隠れている」

日本人が4つのタイトルを占拠するバンタム級戦線で、“無敗”の日本人王者対決が実現。試合は1ラウンド目から激しい打ち合いとなり、7回開始前に西田が右肩を脱臼で棄権。中谷が統一王者となり、戦績は31勝(24KO)となった。

中谷の勝利を海外メディアは各所で報道。米専門メディア『ボクシング・ニュース24』は「第4ラウンドまでに、西田の右目は大きく(腫れて)閉じられ、第5ラウンドには左目も閉じてしまった」と壮絶な打ち合いを伝え、それでも「中谷はペースを落とさず、攻撃力を倍増させ、今すぐにでも試合を終わらせたいかのように、両ボディにフックを打ち続けた」とドクターが介入するまでKOを狙い続けた姿勢を称賛した。

また、現地観戦していた井上についても言及。「彼(中谷)はバンタム級を統一し、他の挑戦者らを圧倒してきた。しかし、彼は依然として一人の男、井上尚弥の影に隠れている」とし、「日本最高のテクニシャンである2人、サウスポーである2人、無敗の王者2人が、東京ドームで日本中を熱狂させるような激闘を繰り広げる。これは空想ではない。プロモーターがそれを望んでいるのだ」と2026年に計画されている井上の対戦への期待感をつづった。

井上の戦績は30勝(27KO)。井上は9月にムロジョン・アフマダリエフと対戦する予定だが井上が勝てば、“ドリームマッチ”の実現がより現実味を増してくる。果たして、両者によるビッグマッチは実現するのか。その場合、中谷か井上どちらが階級転向をするのか。両者の今後の動向に注目だ。

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