
第55回高松宮記念(GI、芝1200m)が行われる中京競馬場の馬場情報が30日、JRAより発表された。中京は芝が「良」、ダートは「稍重」でスタート。
芝のクッション値は「9.2/標準」、芝の含水率はゴール前12.6%、4コーナー11.6%と計測された。
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■狙いは外めの差し馬か
週末の降雨の影響を受け、土曜芝は稍重で開催。芝のクッション値は前週の「9.6」から「8.6」へ軟化した。ただ、土曜中京8R・4歳上1勝クラスでは芝1600m1分34秒3と速い時計が出た。
その土曜中京8Rは8枠→7枠→8枠の外枠決着であり、2着以下は4角10番手以下からの追い込み。今週からA→Bコース替わりとなったが、どのレースも直線は馬場の真ん中より外の伸び脚が目立ち、完全な外差し馬場だった。
また、距離の違いはあれど土曜芝ではハービンジャー、ゴールドシップ、オルフェーヴル、モーリス、ドレフォンと、重厚な種牡馬の産駒が活躍。近年の極悪馬場に比べ、比較的馬場コンディションは良さそうだが、今年も例年どおり高速決着のスプリンターズSとは性質が違うパワー寄りの勝負か。
狙いは外めの差し馬、かつ芝1400mや洋芝適性は重視したい。芝1400mにも対応できるナムラクレア、洋芝スプリント重賞で2勝のサトノレーヴは該当するが、極限のスピード比べとなった昨年スプリンターズSに対応したルガルとトウシンマカオはレース本番での馬場次第か。
25年高松宮記念(当日)
含水率┗ゴール前=芝12.6%|ダ7.8%┗4コーナー=芝11.6%|ダ9.2%芝のクッション値=9.2[標準]
24年高松宮記念(マッドクール)
含水率┗ゴール前=芝14.4%|ダ13.8%┗4コーナー=芝14.0%|ダ13.8%芝のクッション値=8.3[標準]
23年高松宮記念(ファストフォース)
含水率┗ゴール前=芝15.8%|ダ17.5%┗4コーナー=芝15.9%|ダ18.2%芝のクッション値=7.2[やや軟らかめ]
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