
ドジャースの山本由伸投手は10日(日本時間11日)、ダイヤモンドバックスとのオープン戦に先発。5回4安打1四球1失点7奪三振の好投で、日本開幕戦前の最終登板を終えた。ここでは、MLB公式のデータサイト『Baseball Savant』で全75球の球種割合を振り返る。
◆【実際の動画】山本由伸、キレキレスプリットで奪三振量産!日本開幕戦へ向けて万全の仕上がりアピール!
■『Baseball Savant』の公式データ詳細

山本由伸、2024年の月別球種割合 MLB公式『Baseball Savant』より引用 作成:SPREAD編集部
この日の山本は、全75球のうちフォーシームが27球、スプリット23球、カーブ12球、カットボール8球、シンカー3球、スライダー2球の内訳だった。持ち球全てを駆使し、フォーシームが最速97マイル(約156.1キロ)をマーク。75球のうちボール球が25球のみと制球力も安定。決め球スプリットで5つ、スライダーとカーブで1つずつの計7奪三振と上々の仕上がりを見せた。
1点こそ失ったものの、インプレーで打球速度95マイル(約152.8キロ)以上の「ハードヒット」は3球だけ。東京ドームでの開幕戦に向けて、準備は万全のようだ。
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