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ドジャースの大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、本拠地でのパイレーツ戦に「1番DH」で先発出場。3回裏の第2打席に今季35号2ランを放った。
◆【動画アリ】大谷翔平、3試合ぶり“183キロ”35号アーチ 地元メディア歓喜「最近聞いたもっとも大きな音」
■昨季の自身にあと1本と迫る「長距離アーチ」
前回の試合では、5打数無安打と振るわず。2試合連続で快音なしと結果が残せていなかった大谷。この日は序盤から豪快アーチで打線をけん引、本塁打部門で再びリーグ単独トップに躍り出た。
ドジャース1点リードで迎えた、3回裏の第2打席。1死一塁で大谷は、相手先発ミッチ・ケラー投手の4球目インコース低めのスライダーをフルスイング。高々と舞い上がった打球は、角度30度、速度113.9マイル(約183.3キロ)で中堅バックスクリーンへ一直線。飛距離448フィート(約136.5メートル)の一打がスタンド中段へと飛び込んだ。
MLB公式サラ・ラングス記者のXによると、440フィート(約134.1メートル)以上のホームラン11本は、2015年に導入されたデータ解析システム「スタットキャスト」において、ドジャースのシーズン最多記録になるとのこと。また、あと1本放てばジャンカルロ・スタントン外野手の18本に次ぐ、メジャー記録2位タイに。自身も昨季12本マークしており、その数字に並ぶことになる。
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