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MLB公式サイトは11日(日本時間12日)、「ドジャース、トレード期限までに遊撃手の補強を検討か」と題した記事を掲載。守備のアップグレードに関しての続報を伝えた。
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■「第3候補」の名前も……
繰り返し論じられているのは、ムーキー・ベッツ内野手を得意の二塁手に戻して、送球難を抱えるギャビン・ラックス内野手の後釜となる遊撃手を探すというもの。度々話題に浮上するのが、ブルージェイズの“二世選手”ボー・ビシェット内野手。直近3年連続で20本塁打、OPS.800超えの強打の26歳が有力候補とされているが、ここに来てブルージェイズが14試合で9勝5敗と持ち直しており、状況が変化しつつあるという。
記事によると、米メディア『FOXスポーツ』のケン・ローゼンタール記者が「もし7月下旬にプレーオフ進出が狙える位置に残っていれば、ブルージェイズはビシェットやブラディミール・ゲレーロJr.のような2025年以降にフリーエージェントとなるスター選手をトレードする可能性は低い」と報じているとのこと。
また、獲得候補のひとりとして名前が挙がるのがブルワーズのウィリー・アダメス内野手。アダメスは今季限りでフリーエージェントとなるが、中地区首位を走るブルワーズが「チームの士気に傷をつけるリスクを冒すのは驚くべきこと」とし、こちらも現状では実現は難しい様子。
2人が候補から外れた場合として、「ドジャースにとって最良の選択肢は(低迷する)ホワイトソックスのポール・デヨング内野手かもしれない」とローゼンタール記者。今季ここまで12本塁打は放っているものの、三振率32.9%、四球率3.8%はどちらもメジャー全体の下位5%で、ビシェットと比較するとスケールダウンした感は否めない。
ベッツ本人はあくまで遊撃手のポジションに前向きな姿勢を見せ続けているが、6月はわずか打率.188と不調で打撃への悪影響も指摘され始めている。
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