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総合格闘技イベント「Yogibo presents RIZIN.47(ライジン47)」は9日、国立代々木競技場 第一体育館にて開催。第3試合の「ジョニー・ケース vs. “ブラックパンサー”ベイノア」は、“ブラックパンサー”ベイノアが判定3-0で勝利した。
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■41日ぶりの“禊マッチ”で大健闘
ベイノアは1年間の米国修行を終え、期待されたなか迎えた先月の『RIZIN.46』で井上雄策と対戦。判定勝利したものの、消極的な試合内容にブーイングを浴びる結果となり、「RIZIN」の榊原信行CEOに公開説教を受けた。
そんななか組まれた“査定試合”。前日の計量ではケースが1キロの体重超過するアクシデントもあったが、ベイノアは大健闘。大歓声のなか勇気を見せて判定勝利を収めた。
第1ラウンド、ケースのうまさが際立つ。ベイノアは積極的に前に出られず、一度ダウンを奪われてしまう。実況席のケンドーコバヤシからは受け身の姿勢に「ロープ背負いすぎかも」と厳しい評価も受けていた。
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(C)RIZIN FF
一方、復帰戦のケースも距離を掴めず苦戦。最終ラウンド、疲れが見え始め大きく肩を上げながら息をするケース。残り4分、ケースがタックルを仕掛け、ベイノアがリングの下に落下してしまうアクシデントも。足腰を痛めたように見えるベイノアだったが、「大丈夫!大丈夫です!」と試合続行をアピールすると、場内から大歓声が上がった。
再開後は、ベイノアが前に前進。プレッシャーを掛けながら、ジョニーのタックルを切るなど大健闘を見せ、場内からは大きな歓声が上がった。ベイノアが前に出て、じわじわとケースをロープに追い詰める展開が増えた。試合はベイノアがフルマークの判定勝ち。
実況席は「3ラウンド目、最後の動きだったりとか前に出続けた気持ちを、これからも持ち続けてほしい。(そうすれば)どんどん開けていくはず。もともとポテンシャルは持っている」「勇気を見せた」とベイノアの検討を讃えた。
同大会は「ABEMA PPV」にて全試合生中継されている。
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