【MLB】藤浪晋太郎はリリーフをやるべき 公式データが示す“100マイル超え”のフォーシーム「136球」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】藤浪晋太郎はリリーフをやるべき 公式データが示す“100マイル超え”のフォーシーム「136球」

新着 ビジネス
【MLB】藤浪晋太郎はリリーフをやるべき 公式データが示す“100マイル超え”のフォーシーム「136球」
  • 【MLB】藤浪晋太郎はリリーフをやるべき 公式データが示す“100マイル超え”のフォーシーム「136球」

オリオールズからフリーエージェントになっていた藤浪晋太郎投手が2日(日本時間3日)、メッツと1年契約で合意したと複数の米メディアが報じた。千賀滉大投手との日本人リレーも実現すると見られている。

◆「夢のような速球の持ち主だ」藤浪晋太郎のメッツ契約合意に地元メディアが反応!「大きなポテンシャルを秘めている」

■リリーフ時に100マイル超えを「119球」記録

デビュー年の昨季は、ア・リーグ西地区アスレチックスで開幕を迎えた藤浪。4試合に先発するも課題の制球難に苦しみ、リリーフへと配置転換に。球種をフォーシーム中心に絞り、徐々に結果を出し始めると、7月のトレード期限で東地区の強豪オリオールズに移籍。チームの生え抜きスターであるアドリー・ラッチマン捕手との相性もよく、移籍後は30試合に登板し2勝0敗2セーブ、防御率4.85と持ち直した。

MLB公式『Baseball Savant』のデータによると、藤浪は4月の先発時には平均97.0マイル(約156キロ)に留まっていたフォーシームが、リリーフ転向後に平均99.6マイル(約160.2キロ)まで上昇。794球投じたフォーシームのうち、100マイル(約161キロ)超えを記録したのは136球で、メジャーでも上位5番目にランクイン。136球のうち119球がリリーフ転向後のもので、改めて高いポテンシャルが浮き彫りとなった。

昨季の藤浪はフォーシームの被打率が.243も、先発時に限ると.405まで跳ね上がる。一方で、100マイル超えの球に絞ると被打率は.147まで向上。被弾もなしと上々の結果を残しているだけに、リリーフ投手に適性があると見ていいだろう。たびたび先発へのこだわりを口にする藤浪だが、メジャーリーグで生き残るにはブルペンで開幕を迎えたほうがよさそうだ。

◆「奪三振率が向上、四球率も改善」藤浪晋太郎の来季は……米データサイトの成績予想

◆藤浪晋太郎の“不運”示す「4.61」 メッツでブルペンの柱へ…MLB公式が注目した数字

◆ロスに吹き荒れる大谷翔平フィーバー 加入効果で球団史上初の400万人動員へ ド軍幹部「街は普通の状態ではない」と興奮

文●有賀博之(SPREAD編集部)

《SPREAD》
page top