古江彩佳が“鉄人”と呼ばれる理由 昨季は日米通算「114ラウンド」、今季も5月までフル参戦予定 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

古江彩佳が“鉄人”と呼ばれる理由 昨季は日米通算「114ラウンド」、今季も5月までフル参戦予定

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古江彩佳が“鉄人”と呼ばれる理由 昨季は日米通算「114ラウンド」、今季も5月までフル参戦予定
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LPGA公式ホームページでは、現在大会スケジュールとエントリー状況が公開されている。畑岡奈紗、古江彩佳、稲見萌寧は開幕戦から出場を続け、勝みなみ、西郷真央は先週行われたLPGAドライブオン選手権から今季をスタートさせた。

西村優菜、笹生優花は22日から行われるホンダLPGAタイランドから。渋野日向子は3月7日のブルーベイLPGAでの開幕が濃厚で、吉田優利のエントリーはまだ確認できない。

各選手が開幕戦を迎えるなか、ただ一人開幕戦から5月16日に行われるみずほアメリカンオープンまでの10大会全てにエントリーを済ませている選手がいる。それが鉄人・古江彩佳だ。

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■古江が鉄人と呼ばれる理由

昨季の古江は、米女子ツアー全35大会のうち24大会に出場。これに加え国内女子ツアー5大会(※)にも参戦し予選落ちはわずか3回。昨年の9月からは国内で三井住友Vitalityレディス東海クラシック、日本女子オープン、富士通レディースの3戦をプレー。富士通レディース終了後には韓国でのBMW女子選手権、マレーシアでのメイバンク選手権に出場し再度帰国。国内で行われたTOTOジャパンクラシックに出場後、すぐにフロリダへ向かい米女子ツアー残り2戦を戦い終えると、次は国内最終戦となるリコーカップへ出場し4位タイでフィニッシュした。

(※)TOTOジャパンクラシックは米女子ツアーと共同開催のため除く

古江はこの強行スケジュールのなか、トップ10入り3回、予選落ち2回。本来であれば移動距離も長く体も休まらないことのほうが多いが、古江は疲れを感じさせず安定した成績を残していた。

古江の2023年のトータルラウンド数は米女子ツアーだけで94ラウンド(1位)、国内も合わせれば114ラウンドとほぼ休みなく出場を続けていた。これは古江のコンパクトなスイングと無駄の少ない安定したプレーが体力面にも良い影響を与えているからだろう。

今季も序盤からフル参戦予定の古江。開幕から2戦はともに4位と好調な滑り出しを見せており、今季はメジャー制覇の可能性も十分だ。安定感抜群の鉄人は今季どんな成績を残すのか。

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(G.Tsukamoto/SPREAD編集部)

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