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「試合が前半の終盤に差し掛かると、ベトナムのファンだけでなく、日本のファン、そして試合を見ていたアジア中のファンが目を疑った」。
カタールで開幕した「AFCアジアカップ2023」。14日に行なわれたグループD初戦、サッカー日本代表は、ベトナム代表に4-2と勝利。この結果を受け、速報記事を配信した相手国メディア『SOHA』は、「(フィリップ・)トルシエ監督率いるベトナム代表が激しい打ち合いを繰り広げ、ワールドクラスの相手に“簡単”ではないと示した」と母国代表の善戦を称えている。
◆日本代表採点 最高の「9.4」、最低の「6.2」を与えられたのは…欧州データ会社が独自発表
■前半に逆転を許すまさかの展開
試合はまず、11分に南野拓実のゴールで日本代表が先制したが、ここからベトナム代表が反撃開始。16分にグエンディンバクのヘディング弾、33分にファムトゥアンハイの逆転ゴールが決まり、これには同メディアも、「強敵相手に自信に溢れたプレーを見せ、守るだけでなく、鋭い攻撃で次々と驚きをもたらした」と報じるなど、予想以上の内容だったようだ。
ただ、そこから再逆転に成功した日本代表のプレーに対しても、同メディアは賛辞を惜しまない。なかでも45分にこの日2点目となる同点シュートを決めた南野、45+4分に豪快なミドル弾をねじ込んだ中村敬斗の活躍ぶりに関しては、「非常にテクニカルなゴールを決め、ワールドスタークラスの実力を証明した」と記述している。
その後、85分に途中出場の上田綺世がチーム4点目を入れると、4-2で試合終了。同メディアは、「日本戦での敗北は誰もが予想していた」と前置きしながらも、「相手に“冷や汗”をかかせたベトナム代表の戦いぶり、そして強豪相手に自信を持って戦えるようサポートしていたトルシエ監督の姿は、称賛に値するものだ」と選手、指揮官の両方に称賛を送っていた。
苦戦を強いられながらも、なんとか勝ち切った日本代表。次戦は、19日に行なわれるイラク戦だ。
◆日本代表採点 最高の「9.4」、最低の「6.2」を与えられたのは…欧州データ会社が独自発表
◆【実際の映像】中村敬斗、前半終了間際に奪った圧巻ゴラッソ 「世界クラスのスター」と称賛の鮮やかミドル
◆初戦白星も苦戦の日本代表、韓国メディアからは「冷や汗の勝利」「期待を下回る試合だった」との評価も
文●SPREAD編集部
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まさに中村敬斗 シュートの達人‼️
\得意の角度からゴラッソ‼️
🇯🇵スーパーショットで逆転に成功💪🏆#AFCアジアカップ
🆚日本×ベトナム
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⚽アジアカップ全試合見られるのは #DAZN だけ☝#daihyo pic.twitter.com/qZKnlsTdWX— DAZN Japan (@DAZN_JPN) January 14, 2024