イングランドのプレミアリーグは1月1日（日本時間2日）、第20節が行われた。リバプールの日本代表MF遠藤航はニューカッスル戦に先発出場し、4－2の勝利に貢献した。
◆【実際の映像】遠藤航、中盤での圧巻デュエルに“アシスト未遂”のクロスも…… 攻守に存在感放ったニューカッスル戦のプレー
■第3節の初先発時には苦戦する姿も
公式戦では8試合連続、リーグ戦でも6試合連続の先発出場となった遠藤は後半30分までプレー。中盤でのデュエルやビルドアップ、また攻撃参加でも存在感を見せるなど攻守にわたり安定したパフォーマンスを見せた。
加入当初はプレミアリーグ特有のインテンシティの高さやフィジカル、スピードに苦しむ様子も見受けられた遠藤。ニューカッスルは第3節に初先発を果たした相手だが、数的不利の状況のなか、相手の圧力に屈し突破を許す場面も見られた。
『THIS IS ANFIELD』では当時の寸評で、「最初の数分間で何度か簡単に追い抜かれた」、「よりアグレッシブに、敏捷性を高め、技術を発揮できるようになる必要がある」と評され、開幕直後にシュツットガルトから加入した難しい状況のなか適応を求められていた。
それでも、カップ戦を中心に徐々に出番を与えられると、リバプールのサッカーとプレミアリーグへ順応。1日の試合後、『THIS IS ANFIELD』では「中盤の至る所でボールを奪い、タックルしている」、「ビルドアップ中にうまくパスを通した」と攻守における働きを絶賛され、、マン・オブ・ザ・マッチに輝いている。
加入から約半年がたち、リバプールで信頼をつかみ取った遠藤。日本代表では主将を務め、ドイツではデュエル王になるなど年々凄みを増す30歳が、選手としてさらなる領域へ入ろうとしている。
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（Y.Imoto／SPREAD編集部）
