【RIZIN.45】「リカバリー制限?ペナルティ?」計量オーバーのアーチュレッタ、朝倉海との試合実現は……過去には中止事例も | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【RIZIN.45】「リカバリー制限?ペナルティ?」計量オーバーのアーチュレッタ、朝倉海との試合実現は……過去には中止事例も

新着 ビジネス
【RIZIN.45】「リカバリー制限?ペナルティ?」計量オーバーのアーチュレッタ、朝倉海との試合実現は……過去には中止事例も
  • 【RIZIN.45】「リカバリー制限?ペナルティ?」計量オーバーのアーチュレッタ、朝倉海との試合実現は……過去には中止事例も

大晦日の格闘技イベント「にゃんこ大戦争 presents RIZIN.45」は31日、さいたまスーパーアリーナで開催。

朝倉海と対戦予定の王者フアン・アーチュレッタが前日計量で契約体重を2.8キロ超過し、王座剥奪となった騒動は一夜明けても収束せず、両陣営の間で協議中となっている。

◆【RIZIN.45】どうなる?アーチュレッタ戦、朝倉海「リカバリーしたら当日80キロくらい、ルールMTG時に水をガブガブと……」

■過去にはペナルティ付きで実施

榊原CEOは試合を成立させたいとは思うとしつつも「無茶はできない」とし、朝倉は「成立するように歩み寄りたい」」と口にした。RIZINでは計量オーバー時の具体的な規定が存在せず、都度、両者間の協議により決定されている。

2022年5月「RIZIN LANDMARK vol.3」ではYUSHIと対戦予定のZENKIが、契約体重を2.75キロ超過。この時はYUSHIが勝った場合のみ公式記録、YUSHIが負けるか引き分けた場合はノーコンテストとなり、ZENKIへレッドカード(50%減点)のペナルティを課せ試合を行った(結果はYUSHIの2ラウウンドTKO勝利)。

また、2023年6月「RIZIN.43」では鈴木千裕とフェザー級タイトルマッチとして組まれた王者クレベル・コイケが、契約体重を400グラム超過し、王座を剥奪。試合は鈴木が勝った場合のみ王座獲得、クレベルが勝った場合はノーコンテスト。クレベルにイエローカード(減点20%)が課された条件で行われた(結果はクレベルが1R一本勝ち)。

なお、試合中止となった事例は、2017年12月「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND-PRIX 2017 2nd ROUND」。神取忍と対戦予定だったギャビ・ガルシアが、契約体重を12.7キロもオーバー。神取は試合実現を希望したが、危険を伴うという見解から中止となった。

■リカバリー制限案もハードルは高い

計量後、朝倉は自身のYouTubeを更新。「当日の試合開始直前に計量を設け、64キロか65キロか、リカバリーしないという条件とか」とリカバリー制限を提示した。

リカバリー制限と言えば記憶に新しいのが、2022年6月『THE MATCH 2022』の那須川天心vs.武尊。前日計量で58キロ契約、試合の3時間前の当日計量4キロ戻しまでとし、両者はクリアした。ただ、当然ながら予め決定されていたこの事例と、今回の緊急措置では状況が異なる。

アーチュレッタは通常時70~80キロ(計量時は63.8キロ)とも言われ、朝倉がYouTube内で提示した「64、65キロ」の制限となれば、通常時より5~10キロ以上の減量で挑むことになるため、実現のハードルは高い。

前夜の特番で榊原CEOは「戻し体重も含め、条件を話し合っているところ」と語ったが、一夜明け、RIZIN広報・笹原氏は自身のX(旧ツイッター)で引き続き調整中であることを明かした。果たして大晦日の一戦は実現するのか。

◆【RIZIN.45】どうなる?アーチュレッタ戦、朝倉海「リカバリーしたら当日80キロくらい、ルールMTG時に水をガブガブと……」

◆【RIZIN.45】「堀口恭司 vs. 神龍誠」「フアン・アーチュレッタ vs. 朝倉海」12月31日 対戦カード、試合結果速報、中継情報一覧

◆【RIZIN.45】会見“ぶち切れ退出”の芦澤竜誠、覆面姿で計量パス 太田忍とグーパン交わす

(A.Kudo/SPREAD編集部)

《SPREAD》
page top