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ボクシングWBC、WBO世界スーパーバンタム級王者の井上尚弥は25日、有明アリーナで行われるWBA、IBF王者マーロン・タパレスとの4団体統一戦の前日計量に臨み、55.2キロで一発パスした。
◆【実際の映像】井上尚弥、4本のベルトが対峙する“圧巻”フェイスオフ……自信みなぎる表情でタパレスと握手も
■井上勝利オッズは圧巻の「1.05」
前日計量では両者が一発で計量をクリア。計量後のフェイスオフでは両者2本のベルトを肩に掛けた状態で向かい合い、井上は自信みなぎる笑顔でタパレスと握手を交わした。
試合前日時点で大手ブックメーカー「Bet365」は、井上勝利に「1.05」、タパレス勝利に「10.50」のオッズを設定。計算上は、井上勝利に1万円を賭けたとしても、500円のプラスにしかならない。両者には圧倒的な実力差があるという見方だ。
ラウンドごとのベットでは、井上は4回と8回が「9.00」、5~7回が「8.00」と中盤のKO勝ちが有力視されている。一方のタパレスは、全ラウンドを通してKO勝ちに「101.00」以上のオッズとなっている。
戦績は井上が25勝(22KO)無敗に対し、タパレスは37勝(19KO)3敗。井上は階級を変えて臨んだ7月に行われたスティーブン・フルトンとの試合で8回TKO勝ちを収め4階級制覇を達成するなど偉業を重ねている。
はたして井上はスーパーライト級とウエルター級を統一したテレンス・クロフォード(アメリカ)に続き、ボクシング史上ふたり目となる2階級で4団体統一王者となることはできるか。
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(A.Kudo/SPREAD編集部)
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— Top Rank Boxing (@trboxing) December 25, 2023