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ドジャースに移籍した大谷翔平投手。21日(日本時間22日)にはNFLラムズ対セインツの観戦に訪れ、ファンから大歓声を浴びた。突然のスーパースターの登場にスタジアムが盛り上がった一方、解説者が試合中継の中で大谷の名前を発音できないハプニングも発生。SNSを中心に大きく取り上げられることになってしまった。
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■アナウンサーが「ショーヘイ・オオタニ」と助け船
ドジャースと同じくロサンゼルスに本拠地を構えるラムズの応援に駆け付けた大谷。試合前には「17 OHTANI」と名前が入ったチームユニフォームを贈られ、笑顔を浮かべていた。
スーパースターの来訪に観客は大いに盛り上がったが、試合中継ではハプニングが発生していた。“事件”が起こったのは第2Q。試合が少し止まった際、場内では観覧席に座る大谷の姿が大型スクリーンに映し出され、これを見たファンが歓声をあげた。しかし、中継画面はグラウンドの選手たちを映しており、視聴者としては突然の歓声に何が起こったのか分からない状態になった。
この時、解説を務めていたカーク・ハーブストレイト氏は状況を説明しようとして「ちょうどショーハン・アトニーを……オトニーを映したんだ」とコメント。すると、すかさずアナウンサーのアル・マイケルズ氏が「ショウヘイ・オオタニがドジャースに移籍した、それが歓声の理由だ」と助け船を出した。
■SNSでは「敬意を払い、勉強しろ」と怒りの声も
このハーブストレイト氏の発音を巡り、SNSを中心に驚きの声があがった。
「ハーブストレイトのショウヘイ・オオタニの発音……イマイチ」「ハーブストレイトはオオタニを知らないのか? どうやったら彼の名前をそんなに間違って発音できるのか」といったものから「彼は7億ドルの契約を結んだばかりだぞ。この大馬鹿者! 敬意を払い、彼の名前の発音を勉強しろ」という怒りの投稿もあった。
ただ、この話題をピックアップした米サイト『Awful Announcing』は、ハーブストレイト氏を擁護。「彼は大学フットボールとNFLのアナリストであり、野球の専門家ではない。例えば、MLB解説者ジョン・スモルツにインディアナポリス・コルツのDEアデトミワ・アデバウォレの名前の発音を尋ねるようなものだ」とし、発音に少し手こずることもやむを得ないとした。
言い間違えにより生まれた反響を、同サイトは「ハーブストレイト氏の失敗はX/ツイッターのファンを楽しませ、また混乱させた」と表現した。
大谷に関しては、ちょっとした話題でも大きくなる。スーパースターならではの出来事となった。
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文●SPREAD編集部