
女子ゴルフツアー第37戦「大王製紙エリエールレディスオープン」(愛媛県、エリエールゴルフクラブ松山/6,575ヤード、パー71)は16日、第1ラウンドが行われ、鶴岡果恋が1ラウンドで2イーグルを達成。今季JLPGAツアーでは9人目となる見事なプレーを見せ、逆転での来季シード権獲得に勢いをつけた。
◆【実際の映像】鶴岡果恋のショットインイーグルに解説も「もう、鳥肌」
■2個目のショットインイーグルは「もう、鳥肌」
インスタートとなった鶴岡は、出だしの10番でボギーが先行。11番でバウンスバックに成功するも、15番で再びボギーを叩いてしまう。1オーバー、63位タイで迎えた17番、アゲインストの風が吹く中、果敢に攻めた鶴岡のセカンドショットは、ピン約5メートルほど奥へ着弾。落ち着いてイーグルパットを沈め、現地ファンから歓声が上がった。
息を吹き返した鶴岡は、後半に入り3番でバーディが先行。4番もバーディを決め、続く5番でこの日最大の見せ場がくる。
450ヤードという長いパー4のセカンドショット。鶴岡の打球はピン手前に着弾し、ボールはファンの「入れ!入れ!」の声援に押されてカップの中へ。鶴岡は右手を高々と上げた後、キャディと同組の柏原明日架とハイタッチを交わした。また現地では大歓声が湧き上がり、解説を務めていた佐伯三貴も「もう、鳥肌」と驚きを隠せていなかった。
鶴岡が記録した1日2イーグルの達成者は、先週の伊藤園レディスまでで9人のみ。国内ツアーメンバーのみに限定すると8人で、鶴岡が9人目の達成者となる。
鶴岡は現在メルセデス・ランキング56位。来季のフルシード権獲得は50位までとなっており、現在同ランキング50位の濱田茉優との差は69.93pt。逆転するには予選落ちは避けなければならず、最低でもトップ10入りを目指さないと厳しい状況だ。初日の勢いをそのままに、第2ラウンドも攻めていきたいところだ。
◆シード権奪還狙う脇元華が「完璧な読み」 10m超ロングパット沈める鮮烈バーディーで上位浮上
◆シード権争う柏原明日架が「17番でイーグル!」 パー5の池越え2オンにファン驚愕「すげ…」
(G.Tsukamoto/SPREAD編集部)
逆転でのシード権獲得なるか!?#鶴岡果恋 の見事なショットインイーグル🔥
これで今日2つ目のイーグルとなりました🦅🦅
ライブ配信はこちら▼
🔗DAZN https://t.co/oWPAiYYQ0a
🔗U-NEXT https://t.co/RcOSK6EEcB#JLPGA pic.twitter.com/vfofLGhX4N— 日本女子プロゴルフ協会(JLPGA) (@JLPGA_official) November 16, 2023