【MLB】ヤンキースに続きカブスも天才フアン・ソト獲得に名乗りか トレード成立の場合、鈴木誠也への影響必至 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】ヤンキースに続きカブスも天才フアン・ソト獲得に名乗りか トレード成立の場合、鈴木誠也への影響必至

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【MLB】ヤンキースに続きカブスも天才フアン・ソト獲得に名乗りか トレード成立の場合、鈴木誠也への影響必至
  • 【MLB】ヤンキースに続きカブスも天才フアン・ソト獲得に名乗りか トレード成立の場合、鈴木誠也への影響必至

米メディアはフリーエージェント(FA)になる大谷翔平の話題で持ち切りだが、ここに来て注目を集めているのが、フアン・ソトサンディエゴ・パドレス)のトレード話。

若き天才打者を巡っては、ニューヨーク・ヤンキースとパドレスの予備交渉実施が先日報じられたばかりだが、27日(日本時間28日)には米メディアがシカゴ・カブスもソト獲得に乗り出すと伝えた。大谷に勝るとも劣らないビッグネームが移籍市場に出てくるのであれば、各球団の補強戦略に与える影響は大きい。ストーブリーグの行方から目が離せなくなってきた。

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■退団濃厚ベリンジャーの穴埋め

ヤンキースがトレードでの獲得に意欲を見せるソト。どうやらカブスもターゲットにしているようだ。米メディア『670・ザ・スコア』のブルース・レバイン記者が伝え、米複数メディアも追随した。

カブスは主軸のコディ・ベリンジャーが今オフにFAとなる。大谷と同じく争奪戦が予想される強打者で、今季は打率.307、26本塁打、97打点をマークした。チームとしては引き留めを狙うが、再契約に至るか不透明。そこで、ベリンジャーの後釜としてソトに照準を合わせた模様だ。

地元メディア『NBC Chicago』は「カブスにとってオオタニの獲得とベリンジャーの残留が今オフの優先事項だが、トレード市場では別のチャンスが待っているかもしれない」と記し、「チームはソトの獲得競争において積極的に動く」と報じた。

ソトは来季終了後にFAとなるが、給与削減を実行したいパドレスとしては、適正な見返りが得られるのであれば、高年俸のソトを冬に放出することもいとわないとされている。

■カブス外野陣の見直し必至

カブスは野手の若手有望株を多く抱えているため、交換要員には困らないはず。しかし、うまく獲得に成功しても、今度はポジションの問題が浮上する。チームを去る可能性の高いベリンジャーは中堅手だが、ソトのポジションは左翼手か右翼手。右翼手は鈴木誠也、左翼手はイアン・ハップが主に務めており、中堅手にしても若手有望株のピーター・クロー・アームストロングらが控えている。

つまり、現状ではソトはDHでの出場が有力となる。もちろん、鈴木やハップがDHに入る、あるいはベンチに座る可能性もあるが、いずれにせよソトが加入した場合、起用方法を含めて外野陣の見直しは必須となる。

天才と称される打撃技術と卓越した選球眼を持つソトがシカゴに来れば、ファンは間違いなく熱狂する。もちろん最高のシナリオは「ソトやオオタニを獲得した上で、ベリンジャー残留」だが、同メディアは「どれか1つしか選べないだろう」と断言し、スター選手を何人も抱えることはできないと示唆した。

大谷争奪戦に加えて、ソト獲得レースもスタートしそうな移籍市場。ストーブリーグが、ますます熱くなってきた。

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文●SPREAD編集部

《SPREAD》
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