【MLB】大谷翔平の争奪戦「ど真ん中にいるのはニューヨーク・メッツ」と米敏腕記者が指摘 “大富豪オーナー”は「才能を集めるために何でもする」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】大谷翔平の争奪戦「ど真ん中にいるのはニューヨーク・メッツ」と米敏腕記者が指摘 “大富豪オーナー”は「才能を集めるために何でもする」

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【MLB】大谷翔平の争奪戦「ど真ん中にいるのはニューヨーク・メッツ」と米敏腕記者が指摘 “大富豪オーナー”は「才能を集めるために何でもする」
  • 【MLB】大谷翔平の争奪戦「ど真ん中にいるのはニューヨーク・メッツ」と米敏腕記者が指摘 “大富豪オーナー”は「才能を集めるために何でもする」

今オフにフリーエージェント(FA)となる大谷翔平について、米スポーツメディア『ESPN』のジェフ・パッサン記者が24日(日本時間25日)、X(旧ツイッター)に投稿された動画内で「ショウヘイ・オオタニの争奪戦においてニューヨーク・メッツが中心になる」とコメント。球界きっての敏腕記者による発言が波紋を広げている。

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■もっとも資金ある球団「必ず前面に出てくる」

今夏のトレード市場において、マックス・シャーザーとジャスティン・バーランダーという2大エースを放出したメッツ。結局、今季はナ・リーグ東地区4位で終了し、ポストシーズン進出は叶わなかった。解体的出直しが迫られているチームは、今後2、3年は優勝争いというよりチームの土台作りに専念すると見られており、今オフに関してもビッグネーム獲得は回避すると思われていたが、どうやら風向きが変わりつつあるようだ。

パッサン記者は「メッツが前面に出てこないという考えは馬鹿げている」と主張し、チームが静かなオフを過ごすという論調を切り捨てた。その上で「メッツはオオタニ争奪戦のど真ん中にいる。彼らは球界でもっとも資金力があり、(彼らの背後には)もっとも出費をいとわないオーナー、スティーブ・コーエン氏がいる」と説明。そして「オオタニは間違いなく史上最高の才能を持つ選手であり、スティーブ・コーエン・オーナーの仕事は才能ある選手を集めることで、そのためには何でもするだろう」と続け、富豪オーナーが必ず大谷争奪戦に参加すると予想した。

■障害はメディアを遠ざけることができない環境

この情報は瞬く間に拡散。米複数メディアが「オオタニとメッツのニュースに球界が反応」「メッツがオオタニを追い求めることについて、MLBインサイダーが最新情報を公開」などの見出しを取り、パッサン記者の発言を報じた。

また、SNS上では賛否両論。獲得レース参戦を歓迎する声が上がる一方、「オオタニだけでは今のチームを立て直すことはできない。多くの穴がある。最大の穴は投手陣。オオタニは来年、投球できない」という意見も目立った。

パッサン記者はメッツが大谷を獲得する上での障害にも言及。「最大の問題は彼がニューヨークでの生活を望んでいるかどうかだ。エンゼルス時代はメディアから守られ、好きなことができた。しかし、(ニューヨークに来れば)エンゼルスでの生活とはまったく違うことになる」と話し、環境の違いを受け入れるかどうか不透明だとした。

ニューヨークに拠点を置く放送局『SNY』のダニー・アブリアーノ記者も同日、「メッツは来季、オオタニのような実績のあるDHを必要としている」と記し、パッサン記者同様に獲得に乗り出す可能性が高いことを伝えた。

今夏にエースの売却などを繰り返したにもかかわらず、冬には再びスター選手獲得に乗り出すのだろうか。争奪戦で本命視されているロサンゼルス・ドジャースに待ったをかけるのか、大富豪オーナーが大谷サイドに提出するはずのプランにも関心が集まりそうだ。

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文●SPREAD編集部

《SPREAD》
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