「自分は天才ではない」早田ひな、23歳の急成長を中国メディアが分析 ライバルとの差にも言及「完全に劣勢でないのは明らか」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

「自分は天才ではない」早田ひな、23歳の急成長を中国メディアが分析 ライバルとの差にも言及「完全に劣勢でないのは明らか」

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「自分は天才ではない」早田ひな、23歳の急成長を中国メディアが分析 ライバルとの差にも言及「完全に劣勢でないのは明らか」
  • 「自分は天才ではない」早田ひな、23歳の急成長を中国メディアが分析 ライバルとの差にも言及「完全に劣勢でないのは明らか」

早田ひなはトルコで行われた「WTTコンテンダーアンタルヤ」で優勝し、国際大会2連勝を達成。24日に発表された世界ランキングでも、自己最高位タイの5位に浮上するなど充実の時を過ごしている。

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■平野美宇に大差をつけ独走

来年のパリ五輪選考レースでは、2位の平野美宇に大差をつけ首位を独走。自身初の大舞台出場が目前に迫るサウスポーの評価は日増しに高まるばかり。

早田の充実ぶりには中国メディア『捜狐』も賛辞を惜しまない。「経験の蓄積と継続的な能力の向上で、早田ひなの状態はますます安定し、その強さを増して強力な選手に成長した」と述べ、世界卓球銅メダルやアジア競技大会での銀メダルなど、主要大会での実績も重ね選手として一皮むけたことを評価している。

さらに、『捜狐』では早田の過去の言動にも注目。「自分は天才ではなく、努力しないと成功しないタイプ。一生懸命練習し、あらゆる機会を大切にしてきた」と語った今年の全日本選手権でのコメントを紹介している。

また、中国勢との力の差についても分析し、「孫穎莎、陳夢、王曼昱との差はまだあるが、最近のパフォーマンスから完全な劣勢ではないことは明らか」と断言。「彼女は無限のモチベーションで勝利への希望を抱いている」とつづっている。

世界トップ5に返り咲き、打倒中国を掲げる日本の中心として期待される早田。パリ五輪出場と金メダル獲得に向けて、エースに成長した23歳が飛躍の時を迎えている。

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(Y.Imoto/SPREAD編集部)

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