18日から京セラドーム大阪で行われている、オリックスバファローズと千葉ロッテマリーンズのクライマックスシリーズ（CS）ファイナルステージ。
2試合を終えて1勝1敗。リーグ優勝を果たしたオリックスが、アドバンテージ1勝を含めて2勝1敗の状況で、第3戦以降の戦いを迎える。
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■第3戦のゆくえは……
残り「2勝」が必要なオリックスは、宗佑磨に注目だ。
今季のレギュラーシーズンは122試合に出場して打率.245、2本塁打、22打点。数字は過去2シーズンよりも低下、ロッテ戦は対戦打率.213ともっとも相性が良くなかった。だが、このCSでは、第1戦に「8番・三塁」で出場して同点適時打含む、3打数2安打1打点で勝利に貢献。続く第2戦でも試合には敗れたが、5打数2安打をマークした。2試合で8打数4安打1打点と当たっており、今年の“CS男”に名乗りを挙げた。
一方、残り「3勝」が必要なロッテは、安田尚憲に期待だ。
今季のレギュラーシーズンは出場122試合で打率.238、9本塁打、43打点も、最後の2試合で7打数4安打1本塁打の活躍でCS進出に貢献。迎えたCSでは、ファーストステージ3試合で10打数4安打、3打点をマークすると、ファイナルステージでも2試合で7打数3安打3打点。特に第2戦では2本の適時打を放ってヒーローとなった。
20日の第3戦は、オリックスが東晃平、ロッテは澤村拓一が先発予定。オリックスが本拠地ファンの前でレギュラーシーズン同様の強さを見せ付けるか。それともロッテが下剋上を成し遂げるのか。ポストシーズン好調の「宗vs.安田」の対決が、勝負の行方を左右する。
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提供●Baseball Times
