【MLB】「2番打者」が打順別OPSトップ…大谷翔平、ジャッジにシーガーら“最強打者”の指定席に | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】「2番打者」が打順別OPSトップ…大谷翔平、ジャッジにシーガーら“最強打者”の指定席に

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【MLB】「2番打者」が打順別OPSトップ…大谷翔平、ジャッジにシーガーら“最強打者”の指定席に
  • 【MLB】「2番打者」が打順別OPSトップ…大谷翔平、ジャッジにシーガーら“最強打者”の指定席に

MLBはレギュラーシーズン全日程が終了。3日(日本時間4日)からは約1カ月に渡り「ワールドチャンピオン」をかけたポストシーズンが開催される。

今季も数々の記録が生まれ、盛り上がりを見せた。近年はデータ分析が進み、従来の価値観が大きく揺らぐ戦略も散見される。「2番打者」に最高の選手を据えるスタイルがメジャーリーグで実践されるようになって久しいが、成績面でもついに“最強”の座を射止めたようだ。

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■球団別トップはドジャースの「OPS.979」

米データサイト『Baseball Reference』によると、今季の打順別成績で2番打者が「OPS.785」で史上初のトップに。球団別ではロサンゼルス・ドジャースのOPS.979がトップ。161試合で2番に座った、フレディ・フリーマンほぼ一人で数字を稼いでいる。

全体2位がロサンゼルス・エンゼルスのOPS.943。大谷翔平が71試合でOPS1.207と圧倒的な数字を残した一方で、“不振”だったマイク・トラウトが59試合でOPS.854をマーク。あくまで“トラウトにしては振るわなかった”とだけ付け加えておきたい。3位がテキサス・レンジャーズのOPS.910。ア・リーグ首位打者を惜しくも逃した、主砲コーリー・シーガーが119試合でOPS1.013と奮闘した。

本塁打部門ではニューヨーク・ヤンキースが48本塁打で2年連続の1位。アーロン・ジャッジが102試合で2番を打ち、37本塁打を記録している。

2番打者が最強打者の“指定席”に定着した昨今だが、本塁打と打点では今季も4番打者がトップに。2番打者は打率・走力含めた高い総合力、4番打者は確実性よりも「決定力」が求められる時代になったと言えるだろう。

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文●有賀博之(SPREAD編集部)

《SPREAD》
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