昨年95年ぶりアマ優勝を達成したコース…蝉川泰果、“2トップ不在”の大会で再び賞金王争いに加わるか…ACNチャンピオンシップゴルフトーナメント | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

昨年95年ぶりアマ優勝を達成したコース…蝉川泰果、“2トップ不在”の大会で再び賞金王争いに加わるか…ACNチャンピオンシップゴルフトーナメント

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昨年95年ぶりアマ優勝を達成したコース…蝉川泰果、“2トップ不在”の大会で再び賞金王争いに加わるか…ACNチャンピオンシップゴルフトーナメント
  • 昨年95年ぶりアマ優勝を達成したコース…蝉川泰果、“2トップ不在”の大会で再び賞金王争いに加わるか…ACNチャンピオンシップゴルフトーナメント

国内男子ツアー第20戦「ACNチャンピオンシップゴルフトーナメント」は5日、兵庫県の三甲ゴルフ倶楽部ジャパンコース(7295ヤード、パー72)で開幕する。

本トーナメントは、現在賞金ランキング3位の蝉川泰果、今季初優勝を狙う石川遼、先週5年ぶりの勝利を挙げた木下裕太などが出場を予定。賞金ランキング1位の金谷拓実、2位の中島啓太は出場せず、優勝すれば賞金2000万円が加算され、トップ2人との差を大きく縮めることができる。とくに現在賞金ランク3位につけている蝉川にとっては、金谷、中島との間に割って入る絶好のチャンスでもある。

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■カギは12番でバーディ以上

会場となる三甲GCジャパンCは、昨年日本オープンが行われた舞台。当時は7178ヤード、パー70で行われ、4日間の平均ストロークはアウト36.541(+1.541)、イン36.959(+1.959)とツアーの中でも屈指の難易度を誇った。なかでも当時パー4として設定された12番は、平均ストロークが4.818(+1.818)と、大半の選手がスコアを落とすほどの難易度だった。

昨年の日本オープンで95年ぶり2度目のアマチュア優勝を達成した蝉川は、難しい12番で4日間のうち2つのバーディを奪取。他の選手がスコアを落とす中、確実にスコアを伸ばしていた。

今回のACNチャンピオンシップでは、昨年猛威を振るった12番などはパー5に戻る。昨年の12番を4日間を通して2バーディ、ノーボギーとした蝉川にとってはスコアを伸ばすチャンスホールでもあり、昨年同様に攻めれば他の選手との差をつけられるはずだ。

先週のバンテリン東海クラシックでは初日に10アンダーの大爆発を見せるなど、蝉川らしさも戻ってきた。調子が上がってきた今の蝉川なら、昨年のような攻めで難易度の高い三甲GCでもバーディを量産できるだろう。

現在蝉川の獲得賞金は約7099万。首位金谷とは約3600万、2位の中島とは約3300万差がある。この後優勝賞金4000万クラスの大会が3回控えているものの、高額賞金が手に入る大会には金谷と中島も全力で来ることは確実。金谷、中島のいない今週が差を詰めるチャンスであることは間違いない。2トップ不在の大会を制し、金谷、中島の一騎打ちとなっている賞金王レースに割って入りたいところだ。

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(G.Tsukamoto/SPREAD編集部)

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