【POG2023-2024】“危険な人気馬”が潜む土曜阪神4R 「スピード水準以上も懸念材料は多い」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【POG2023-2024】“危険な人気馬”が潜む土曜阪神4R 「スピード水準以上も懸念材料は多い」

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【POG2023-2024】“危険な人気馬”が潜む土曜阪神4R 「スピード水準以上も懸念材料は多い」
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今週も2場開催で、新馬戦は土日合わせて8鞍。土曜中山では、2歳オープンの芙蓉Sも行われる。今週は海外GI3勝ラヴズオンリーユーの半弟や、障害の絶対王者オジュウチョウサンの半妹など、かつてターフを沸かせた名馬の弟妹がデビュー。どんな走りをしてくれるか注目だ。

今週も中山、阪神の新馬戦(芝・ダート)の中から、東西の注目すべき3頭をピックアップして、勝負できるか否か、その能力を分析する。

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■ダノンマッキンリー

新馬勝ち期待度 ★★★☆☆牡 (栗)藤原英昭父:モーリス 母:ホームカミングクイーン

30日阪神2歳新馬(芝1400m)でデビュー。母は2012年の英1000ギニー(GI)の覇者。伯父のディラントーマスは、07年の凱旋門賞を制するなど欧州GI6勝、07年度カルティエ賞年度代表馬に輝いた名馬で、本馬は22年のセレクトセール1歳部門にて2億4200万円(税込み)で取引された。一週前追い切りは、ウッドコースで6F66秒4~1F11秒4の時計をマークし併走馬に先着。最終追い切りは坂路で4F52秒6~1F12秒5を計時し、初戦からやれそうな動きを見せている。父モーリスから、これくらいの距離がベストで、スピードも水準以上。あとは、母方が欧州型の血脈で、日本の軽い芝にフィットできるかどうか。半兄アイリッシュパールも勝ち上がりに時間がかかっており、懸念材料は多い。フルゲートで骨っぽいメンバーも多く、過大評価は禁物だ。

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著者プロフィール

石川豊●いしかわゆたか20代から競馬メディアに寄稿。「ユタカ人気」と言われた時代、武豊が騎乗する過剰人気馬をバッサリと切り捨てる馬券術を駆使し、年間回収率100%超に成功。以来、「1番人気の勝率は3割」を念頭に、残り7割の可能性を模索し、「危険な人気馬」理論を唱え続ける。

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