【POG2023-2024】“危険な人気馬”が潜む日曜阪神5R 「億超えも、過度な期待は……」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【POG2023-2024】“危険な人気馬”が潜む日曜阪神5R 「億超えも、過度な期待は……」

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【POG2023-2024】“危険な人気馬”が潜む日曜阪神5R 「億超えも、過度な期待は……」
  • 【POG2023-2024】“危険な人気馬”が潜む日曜阪神5R 「億超えも、過度な期待は……」

今週から秋競馬が開幕。しばらくは関東と関西の2場開催となるが、開幕週は例年通り、土日合わせて8鞍の新馬戦が組まれている。年々クラシックを目指す馬たちのデビューは早くなっているが、秋競馬からデビューする馬たちも、まだまだ素質馬は多く潜んでいるので、引き続き新馬戦から注視していきたい。

今週も中山、阪神の新馬戦(芝・ダート)の中から、東西の注目すべき3頭をピックアップして、勝負できるか否か、その能力を分析する。

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■ブラーヴイストワル

新馬勝ち期待度 ★★★☆☆牡 (栗)池江泰寿父:ロードカナロア 母:ヴィニー

10日阪神2歳新馬(芝1800m)でデビュー。祖母コケレールは、2007年の仏GIサンタラリ賞の覇者。母ヴィニーは、2015年のセレクトセール1歳部門で、1億4580万円で落札されていた良血馬だ。ゲート試験に合格後は放牧に出され、7月下旬に再入厩。坂路を中心に乗り込み量は豊富で、先週はウッドコースを3頭併せの最後方から追いかけ、6F83秒0-1F11秒5の時計で併入。最終追い切りは坂路で4F53秒1-1F12秒3と軽めの調整で態勢を整えた。武豊騎手を鞍上に迎え、期待値は高いが、ここは7頭立てとはいえ、骨っぽいメンバーが揃った一戦。サークルオブジョイやピエスダルジャン、カエルムなど素質馬が多く、また、全兄は5戦未勝利で終わっており、過度な期待は禁物だろう。

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著者プロフィール

石川豊●いしかわゆたか20代から競馬メディアに寄稿。「ユタカ人気」と言われた時代、武豊が騎乗する過剰人気馬をバッサリと切り捨てる馬券術を駆使し、年間回収率100%超に成功。以来、「1番人気の勝率は3割」を念頭に、残り7割の可能性を模索し、「危険な人気馬」理論を唱え続ける。

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