立ち技格闘技大会「AZABU PRESENTS K-1 WORLD GP 2023」が17日、東京都・両国国技館で行われメインマッチの第21試合「和島大海 vs. ジョーダン・ピケオー（オランダ）」は、K-1WORLDGPスーパーウェルター級王者和島大海が2ラウンド2分17秒でレフェリーストップによるKO勝ちを収め、2度目の防衛に成功した。
◆【実際の動画】王者・和島大海の圧巻KOシーンに実況「K-1の醍醐味が凝縮されたような試合でした」
■5年越しのリベンジと王座防衛に成功
王者・和島が5年前に判定負けを喫したピケオーを相手に圧巻のKO勝ちを収め2度目のタイトル防衛に成功、王座を確固たるものとした。
第1ラウンド、圧力を掛け続けるピケオーにインロー、ミドルキックで対抗する和島。息つく間もないスピード感のある激しい攻防を展開するも、和島のキックにピケオーは必ず返してペースを掴ませない。
第2ラウンド、序盤から激しい打撃で追い込みをかけるピケオー。しかし和島のキックが効いたのか、ピケオーの足が止まると一気に牽制逆転。防戦一方となったピケオーにローキックやパンチの連打を浴びせてスタンディングダウンを奪うと、再開後、勝負をかけた和島がピケオーをポール際に追い込み非情なワンツーの連打を浴びせてレフェリーストップ。2ラウンド2分17秒でKO勝ちを収めて自身2度目の防衛に成功した。ピケオーはこれが日本人選手に初のKO負けとなった。
試合後のマイクで和島はこの日が海の日であることについて触れ、「海の日の繋がりで、海人選手。勝てる日本人、もう僕しかいないでしょう。海外でのタイトルマッチが決まってると思うんですけど、ぜひ勝ってもらって、いつか僕とやりましょう」と対戦要求した。
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文●SPREAD編集部
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— K-1【公式アカウント】 (@k1wgp_pr) July 17, 2023
