【安田記念/馬場情報】芝「稍重」も好天でさらに良化の可能性 例年並みの好時計決着か | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【安田記念/馬場情報】芝「稍重」も好天でさらに良化の可能性 例年並みの好時計決着か

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【安田記念/馬場情報】芝「稍重」も好天でさらに良化の可能性 例年並みの好時計決着か
  • 【安田記念/馬場情報】芝「稍重」も好天でさらに良化の可能性 例年並みの好時計決着か

第73回安田記念(GI、芝1600m)が行われる東京競馬場の馬場情報が4日、JRAより発表された。東京は芝「稍重」、ダート「重」でスタート。

芝のクッション値は「8.7/標準」、芝の含水率はゴール前17.5%、4コーナー17.8%と計測された。土曜は芝のクッション値「5.4/標準」、芝の含水率はゴール前21.3%、4コーナー20.1%。この後、好天が続き風も強くなるため、芝は乾いてくることが予想される。

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■馬場は急速に乾き、早い上がりが求められる

台風2号の接近で、金曜から土曜の朝にかけて災害級の雨。土曜東京は芝「不良」でスタートした。その後、昼前から好天に恵まれ馬場は急速に回復。土曜東京で行われた芝5鞍のうち、第8R・稲城特別(ニシノレヴナント)まで馬場は「不良」。しかし第10R・由比ヶ浜特別(リサリサ)では「重」まで回復した。日曜は好天が続き、昼頃から5~6mほどの南風が吹く予報もあるため、馬場はさらに良化していくことが見込まれる。

芝の状態を見ると、開催が進み3~4角付近および直線の内ラチ沿いに傷みが出始め、外が有利な傾向が強くなっている。

土曜芝5鞍の脚質傾向をみると、先行3勝、逃げ1勝、差し1勝。第8Rまでは少頭数でのレースや、長距離戦での前残りが目立ったが、第10Rでは、馬場の中央から外に位置づけた3頭が差し切り、上位を独占。馬場が回復したことで上がりも早くなり、馬場状態の良い外を通った差し3頭が届いた結果となった。

参考までに稍重で開催された2020年の安田記念(グランアレグリア)を振り返ると、レース前夜から当日朝にかけて降雨が見らたが、その後は馬場も乾き、勝ち時計は1分31秒6を記録。優勝したグランアレグリアは、上がり3F最速33秒7の末脚で差し切っていた。

今年も馬場の乾きが早く、メインレース時には例年と遜色ない馬場状態まで回復することが見込まれる。勝ち時計も例年に近い好時計が期待され、持ち時計と早い上がり、4角でのポジション取りが重要なファクターとなりそうだ。

4日午前に計測された東京芝・ダートの含水率、芝のクッション値は以下のとおり。

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2023年安田記念(6月4日)

含水率┗ゴール前=芝17.5%|ダ11.6%┗4コーナー=芝17.8%|ダ12.1%芝のクッション値=8.7[標準]

2022年安田記念(6月5日)

含水率┗ゴール前=芝14.6%|ダ4.4%┗4コーナー=芝14.0%|ダ4.2%芝のクッション値=9.5[標準]

2021年安田記念(6月6日)

含水率┗ゴール前=芝14.7%|ダ10.2%┗4コーナー=芝13.4%|ダ11.5%芝のクッション値=9.5[標準]

文●SPREAD編集部

《SPREAD》
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