ボートレース戸田「戸田プリムローズ開設67周年記念」（GI）は4日から6日間開催される。優勝すれば、来年当地で行われるSGクラシック出場の権利を獲得できる一戦だ。戸田のモーターは25機が優勝経験のある機で、毎節動きに変化が見られる。ここでは、舟券のヒントとして近況機力上昇中のモーターを紹介していく。
◆優勝戦“勝率100％”61号機はパワー低下 動き良好な前節V「20号機」
■念願の優勝狙う機力上昇モーター
優勝経験のないモーターの中にも、動きの良いモーターは存在する。
前節・柴田光が使用した43号機は、勝率5.04・2連対率34.3％・3連対率48.1％、優出1回。柴田は予選3日目に転覆したものの、その後はピンピンと1着を並べた。予選は転覆を除いてオール3連対。終わってみれば、転覆と準優勝戦前の8Rのみ連対を外しただけで軽快な舟足を見せていた。動きが良くなってきた43号機、実力者が揃う記念レースで誰が搭乗するのか楽しみだ。
6号機は、勝率5.67・2連対率37.9％・3連対率56.1％、優出2回。2節前マンスリーBOATRACE杯で古結宏が使用し、4日目からオール3連対。前節は藤山翔大が乗り、1着を5本と気を吐いた。藤山の特徴でもある「伸び」が発揮されており、伸び型を得意とするレーサーばシリーズを盛り上げる機になりそう。
25号機は、勝率4.95・2連対率32.2％・3連対率47.4％、優出4回。今年2月、一般戦・TBSラジオ・モーヴィ戸田杯で佐藤翼が優出2着。3月、一般戦・第11回シニアVSヤング・夕刊フジ オレンジカップで倉尾大介が優出6着。3節前ウインビーカップ・BACHプラザ杯では、山崎義明が優出5着の成績を残した。2節前は岡本猛が2日目からオール3連対としている。パワーは十分で、使用者の調整力に期待したい。
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◆優勝3回の「66号機」警鐘 勝率・優出“トップ”「73号機」悲願なるか
文●舟橋廉（SPREAD編集部）
