中日ドラゴンズ対オリックス・バファローズの3連戦が2日からバンテリンドームで行われる。ともに交流戦開幕カードで2勝1敗スタートを決めたチーム同士の対決となる。京セラドーム大阪が舞台だった昨季は、中日が2勝1敗で勝ち越したが、果たして今季はどうなるか。
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■ブレーク中の175センチ若手野手に注目
中日での期待は岡林勇希だ。
高卒3年目の昨季、打率.291に加えて最多安打のタイトルを獲得してブレーク。迎えた今季もコンスタントにヒットを放ってきたが、交流戦前の時点では打率.267と思うようには上がっていない。しかし、ソフトバンクとの交流戦開幕カードでは2試合連続猛打賞で計14打数8安打の打率.571をマーク。昨季の交流戦では打率.208と低迷したが、今季は期待大。打率急上昇に期待だ。
対するオリックスでは、ルーキーの茶野篤政に注目だ。
育成ドラフト4位指名入団から春季キャンプで評価を高め開幕前に支配下登録されると、開幕戦から外野のレギュラーに抜擢される。ここまで50試合中49試合にスタメン出場して打率.279をマーク。広島との交流戦開幕カードでは、2戦まではノーヒットも、1日の第3戦での第3打席で2点タイムリー、第4打席でもヒットを放つと、第5打席ではプロ初本塁打となる満塁弾を放って見せた。岐阜県の中京高校、愛知県の名古屋商科大学出身で、所縁のある名古屋の地で成長した姿を披露する。
昨季ブレークを果たした岡林と今季ブレーク中の茶野。ともに身長175センチの「岡林 vs. 茶野」、どちらのバットが快音を鳴らして出塁し、どちらが試合に大きな影響を与えることができるか。21歳と23歳のフレッシュな対決に注目だ。
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提供●Baseball Times
