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野球の世界一を決めるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は12日、プールB・1次ラウンド第4戦は日本が貫禄勝ちし、首位通過した。侍ジャパンは16日、土壇場でプールAの2位に滑り込んだイタリア代表と対戦する。
■かつて侍の女房役が敵監督
第1次ラウンド・プールAは12日、台湾の台中で最後の2試合を行い、キューバが1位、イタリアが2位に滑り込んだ。
この日の試合、キューバが台湾を7-1で下し、ナイターではイタリアが7-1でオランダを下した。すべてのチームが2勝2敗で並ぶ中、失点率で1位はキューバ、2位でイタリアと決まった。
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野茂英雄(ロサンゼルス・ドジャーズ、1996年4月8日) (C)Getty Images
元ヤクルトのバレンティンも出場したオランダは連勝スタートしたが11日に台湾戦に敗れ、この日イタリア相手にまさかの大敗を喫し、悪夢の1次ラウンド敗退となった。
イタリア代表を率いるのは、かつてロサンゼルス・ドジャースで野茂英雄の女房役として活躍したマイク・ピアザ監督。同監督のチームが16日、日本で侍ジャパンと激突する数奇なWBCとなった。
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文●SPREAD編集部