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FIFAワールドカップ・カタール2022でベスト16に進出した日本代表は、決勝トーナメントでクロアチアにPK戦の末敗れたものの、ドイツ、スペインを破った躍進劇で、世界に驚きを与えた。
データサイト『transfermarkt』が発表した最新の市場価値ランキングにも、その評価の高さが表れている。
◆堂安律、平均採点日本勢唯一トップ50入り MVPメッシが1位、大会得点王のムバッペは3位
■鎌田、冨安が上位をキープ
日本人選手で市場価値トップに立つのは鎌田大地(フランクフルト)で、その額は3000万ユーロ(約43億円)。続くのが冨安健洋(アーセナル)の2500万ユーロ(約36億円)で、日本の攻守におけるキーマンが高い評価を得ている。
3位にランクインしたのが堂安律(フライブルク)。W杯で2ゴールを挙げ評価を高めたアタッカーには大会前から300万ユーロ上がった1500万ユーロ(約21億円)の値がつけられている。
また、4位タイ、8位にそれぞれランクインした板倉滉(ボルシアMG)と三笘薫(ブライトン)も1200万ユーロ(約17億円)、850万ユーロ(約12億円)の値がつけられている。堂安、板倉、三笘という東京五輪世代は今後のステップアップも期待できる。
ほかには4位タイに久保建英(レアル・ソシエダ)、6位に南野拓実(モナコ)、7位に伊東純也(スタッド・ランス)といった選手たちが上位に名を連ねている。W杯後それぞれのリーグ戦が再開していく中で、サムライブルーの面々の活躍ぶりには引き続き期待がかかる。
■日本人選手市場価値ランキング
1位:鎌田大地(フランクフルト)3000万ユーロ(約43億円)2位:冨安健洋(アーセナル)2500万ユーロ(約36億円)3位:堂安律(フライブルク)1500万ユーロ(約21億円)4位:板倉滉(ボルシアMG)1200万ユーロ(約17億円)4位:久保建英(レアル・ソシエダ)1200万ユーロ(約17億円)6位:南野拓実(モナコ)1000万ユーロ(約14億円)7位:伊東純也(スタッド・ランス)900万ユーロ(約13億円)8位:三笘薫(ブライトン)850万ユーロ(約12億円)9位:守田英正(スポルティングCP)700万ユーロ(約10億円)10位:遠藤航(シュツットガルト)650万ユーロ(約9億円)
◆三笘薫、リーグ再開初戦で躍動「絶え間ない脅威」 英メディア絶賛「再び頼りになるパフォーマンス」
◆日本代表、森保監督の続投が決定 W杯カタール大会で16強入り
◆「2023年、活躍を期待したいスポーツ選手」で村上宗隆、久保建英、那須川天心が首位
文●SPREAD編集部