【WRC】ラリージャパン・デイ4、最終日にトヨタ勝田貴元が表彰台圏内に浮上 ヒョンデ勢が1-2 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【WRC】ラリージャパン・デイ4、最終日にトヨタ勝田貴元が表彰台圏内に浮上 ヒョンデ勢が1-2

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【WRC】ラリージャパン・デイ4、最終日にトヨタ勝田貴元が表彰台圏内に浮上 ヒョンデ勢が1-2
  • 【WRC】ラリージャパン・デイ4、最終日にトヨタ勝田貴元が表彰台圏内に浮上 ヒョンデ勢が1-2

FIA世界ラリー選手権WRC)第13戦ラリージャパンは13日、愛知県豊田市郊外から岐阜県中津川市、恵那市などを舞台とするデイ4がスタート。12年ぶりとなり日本開催は最終日を迎えた。

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■エバンスはパンクの不運

スタートとなったSS15で前日2位からスタートのTOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのエルフィン・エバンス/スコット・マーティン組(GR YARIS Rally1 HYBRID)が4m49.5sの一番時計を叩き出し、首位スタートのティエリー・ヌービル/マーティン・ヴィーデガ組(ヒョンデ i20 N Rally1 HYBRID)に0.6sと肉薄。最終日の逆転優勝を期待させた。

しかしエバンスは続くSS16でまさかのパンクという事態に。トヨタは地元開催なら凱旋優勝が危ぶまれるラリーが続く。SS17終了時点で、総合1位はヌービル。2位にオィット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤとヒョンデが1-2体制を敷いている。

エバンスは「たぶん右コーナーで大きく膨らんでしまった。ペースノートは正確だったけど、僕がそれを瞬時に理解してクルマを減速させることができなかった。どうしようもなかった」と落胆を隠さない。ヌービルは「チャレンジングなステージで、十分なパフォーマンスができたか自信がなかったけど、いいタイムを出せたので満足している。エルフィンのことは大変残念に思う。彼との戦いはとても楽しかった。これで決まりだとは思うけど、まだ気は抜けないね」と勝利を確信しつつ、気を引き締めた。

なお、これにより4位スタートだった勝田貴元/アーロン・ジョンストン組が3位に浮上。初日記者会見で「目標は表彰台」と断言した通り、地元開催での凱旋を飾る勢いだ。勝田はエバンスの脱落について「チームメートのトラブルを聞いて複雑な気持ちだ。彼らの分も頑張りたい」とコメントを寄せた。

残すはSS18とSS19。パワーステージを残す中で、トヨタ勢の逆転はあるのか。

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文●SPREAD編集部

《SPREAD》
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