【MLB】大谷翔平は「リアルMVP」と現地メディアが絶賛 来季導入の“ピッチタイマー”対策も… | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】大谷翔平は「リアルMVP」と現地メディアが絶賛 来季導入の“ピッチタイマー”対策も…

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【MLB】大谷翔平は「リアルMVP」と現地メディアが絶賛 来季導入の“ピッチタイマー”対策も…
  • 【MLB】大谷翔平は「リアルMVP」と現地メディアが絶賛 来季導入の“ピッチタイマー”対策も…

ロサンゼルス・エンゼルス大谷翔平は3日(日本時間4日)、敵地でのオークランド・アスレチックス戦に「3番DH」で先発出場。第3打席に適時二塁打を放ち、日米通じて自己最長となる18試合連続安打をマークした。一方、期待された34号は出ず、82打席連続ノーアーチとなった。試合は延長戦の末、エンゼルスが4-5で敗れ、連勝は7で止まった。

◆【実際の映像】大谷翔平、右中間への189キロ弾丸二塁打 実況も「アメージング」と絶賛の18試合連続安打

■弾丸ライナーの適時二塁打

第1、第2打席目とも空振り三振に倒れた大谷。快音を響かせたのは、2点リードで迎えた5回1死一塁の3打席目。相手右腕エイドリアン・マルティネスのシンカーを捉え、右中間を真っ二つに破る適時二塁打を放った。これで日米通じて自己最長となる18試合連続安打を記録。打球速度117.2マイル(約189キロ)の弾丸ライナーは、今季3番目に相当する速さだった。

勢いの止まらない大谷について、『FOX sports』のアナリスト、ベン・バーランダー氏は「ショウヘイ・オオタニが連続試合安打を18に伸ばした。この間、マウンドでは20イニング、25奪三振で防御率0.90を記録。こんな感じでしたよね」とつづり、凄まじい数字をさらりと紹介した。また地元放送局『バリー・スポーツ・ウェスト』のレポーター、パトリック・オニール氏は「ショウヘイ・オオタニの18試合連続安打。30本目の二塁打、95打点目」と記し、「#The Real MVP」というハッシュタグとともに投稿した。

第4打席は再び空振り三振を喫した大谷。延長戦に突入して迎えた第5打席は敬遠で歩かされ、この日は結局4打数1安打で終えた。

■来季導入の新ルール対策に着手

エンゼルスの残り試合は2。最終戦では大谷が16勝目と投打でのダブル規定到達へ向けてマウンドに上がる予定だが、この日の試合前にはマット・ワイズ投手コーチが取材に応じ、エンゼルス投手陣について語った。地元紙『オレンジ・カウンティ・レジスター』などによると、同コーチはMLBが新たに来季導入を決めた「ピッチタイマー」対策に早くも乗り出しているという。新ルール「ピッチタイマー」とは、投手は走者なしで15秒以内、走者がいる場合は20秒以内に投げることが求められ、制限時間を越えれば1ボールが増えるというもの。また、けん制も2回までに制限され、3回目でアウトにできなければボーク扱いとなる。

そこでエンゼルスは現在、すべての投手の投球間隔を計測し、どれくらい新ルールに抵触するか確認しており、その結果として約50%の投手が時間をオーバーしていると明かした。ワイズコーチは「大きな調整が必要な選手がたくさんいる。オオタニも投げるのが遅い1人。間違いなく変化を遂げなければならない。慣れるしかない」と話した。

投打で好調を維持する一方、来季への課題も浮上した大谷。新ルール打破へ向けて、戦いはもう始まっているのかもしれない。

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文●SPREAD編集部

《SPREAD》
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