
借金6の5位・読売ジャイアンツと貯金7で首位・東京ヤクルト・スワローズを追う2位・横浜DeNAベイスターズは東京ドームで3連戦を迎える。
その第1戦6日の試合では今季2度目、通算5度目の“エース対決”が実現する。
◆【今週の決戦】大混戦のパ、ソフトバンクが抜け出すか 鍵は今宮健太 vs. 山﨑剛の“遊撃対決”
■5度目の対決で勝利を手にするのは
巨人の先発・菅野智之は、今季18試合に登板して7勝6敗、防御率3.30。DeNA相手には今季3試合で1勝1敗、防御率3.79だが、8月は3試合で1勝1敗ながら月間防御率2.14と調子自体は上向きだ。
対するDeNAの先発・今永昇太は、今季16試合に登板して9勝3敗、防御率2.38の好成績。巨人相手には今季2試合で1勝0敗、防御率0.60とさらに優れた数字で、8月は5試合で5勝無敗、防御率1.25と絶好調だった。
現在32歳(1989年10月11日生まれ)の菅野と、29歳になったばかり(1993年9月1日生まれ)の今永。両者の投げ合いは過去に4度あり、菅野の2勝1敗1分け。1度目は2016年4月22日(東京ドーム)で両者白星付かず(菅野:7回2安打無失点、今永:7回6安打1失点)。
2度目は2017年4月4日(横浜)で菅野が勝利(菅野:7回6安打1失点、今永:6回2/3を2安打1失点)。3度目は2019年の4月5日(横浜)で、再び菅野に軍配(菅野:9回6安打2失点、今永:7回5安打3失点)。ようやく4度目、2022年8月16日(横浜)に今永が初勝利(今永:7回8安打1失点、菅野:6回6安打3失点)した。 “勢い”は今永にあるが、果たしてどうなるか。
5度目の「菅野 vs. 今永」、両投手の意地のぶつかり合いが楽しみだ。
◆ヤクルト村上宗隆のプロ野球連続打席出塁に立ちはだかるのは巨人・菅野智之か 最後の“大阪夏の陣”に注目
◆奇跡の逆転優勝か、大外逃げ切りか、ペナントを占う“横浜対東京”天王山 鍵はDeNA牧秀悟 vs. ヤクルト山田哲人
◆“どん底” 巨人軍、阪神と引き分けでCS出場は絶望的 2年ぶりFA補強解禁報道も…「まず原がやめろ」の大合唱
記事提供:ベースボール・タイムズデータ提供:野球DB