【セガサミーカップ2022】比嘉一貴は史上初の連覇なるか 青木功設計の名コースで求められる「パワーと総合力」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【セガサミーカップ2022】比嘉一貴は史上初の連覇なるか 青木功設計の名コースで求められる「パワーと総合力」

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【セガサミーカップ2022】比嘉一貴は史上初の連覇なるか 青木功設計の名コースで求められる「パワーと総合力」
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ゴルフの国内男子ツアー「長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメント」が、8月18日から北海道千歳市のザ・ノースカントリーゴルフクラブ(7178ヤード、パー72)で開催される。

第17回大会となる今年は3年ぶりの有観客開催となり、137選手の出場が予定されている。北海道での熱戦を制するのは一体誰か。ここではコースの特徴から注目の選手などをピックアップしたい。

◆【セガサミーカップ2022】8月18日~21日 大会概要、結果、放送・中継情報一覧

■舞台は青木功が設計した“世界基準”コース

会場となるザ・ノースカントリーゴルフクラブは、国内でも珍しいオールベント芝のコースであり、設計・監修を担当した青木功が「ここは『青木功』の集大成と言っても過言ではないコース」と自信を口にした、まさに“世界基準”の舞台。

フラットなレイアウトで樹木などの障害物は少ないが、巧みに配置された池やバンカー、そして吹き抜ける風を攻略することで初めて勝利が見えてくる。飛距離とコースマネジメント力の両方が要求されるエキサイティングなコースだ。

過去大会における歴代の優勝者は以下の通り。昨年、トーナメントレコードタイとなる通算20アンダーで優勝を飾った比嘉一貴は、大会史上初の連覇に挑む。

過去のセガサミーカップ優勝選手一覧

そしてセガサミーカップでの実績という点では、石川遼も無視できない存在となる。2014年は小田孔明とのプレーオフを制してツアー11勝目を挙げると、2019年は4日間トップの座を守り抜き“完全優勝”を果たした。石川はツアー通算17勝のうち4勝を北海道でマークしており、北の大地との相性は良い。

■連覇を狙う比嘉に迫る選手は現れるか

今年のセガサミーカップは、連覇を狙う賞金ランキング1位の比嘉を筆頭に有力選手が出場する。

4月の「ISPS HANDA 欧州・日本、とりあえず今年は日本トーナメント! 2022」でツアー初優勝を飾り賞金ランキングでも2位につける23歳の桂川有人や、「日本プロゴルフ選手権」では堀川未来夢を猛追撃し2位でフィニッシュした北海道出身の片岡尚之。そして「メルセデス・ベンツ トータルポイントランキング」で首位を走る星野陸也といった、勢いと安定感を兼ね備えた若手たちが、前回覇者の比嘉や2戦連続優勝を狙う堀川との上位争いに名を連ねてくるはず。

なかでも、パワーがあり総合力も高い星野は、自分の持ち味を存分に生かせるコースなだけに、待望の今季初優勝をここで掴みたいところだ。

注目選手の今季スタッツ

飛距離が求められるコースという点を考慮すれば、賞金ランク上位陣と遜色ないドライビングディスタンスを誇り、ティーンエイジャーらしく勢いを感じさせる久常涼も上位候補。また、3度目の優勝を狙う石川もスイング改造を経てロングゲームに対する自信を深めているだけに、きっかけ次第では2019年同様に“大爆発”の可能性を秘めている。

その他にも、6月以来の国内ツアー参戦となる金谷拓実、アジアンツアーを経ての出場となる木下稜介稲森佑貴、プロデビュー戦となる丸山茂樹の長男・丸山奨王などタレント揃いの陣容となっている。3年ぶりの有観客開催に相応しい熱戦が期待できそうだ。

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文●SPREAD編集部

《SPREAD》
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